不謹慎 !!上映が危ぶまれた映画特集
ちょっと不謹慎すぎて公開に物議が醸された作品を紹介するわぁ~ん♡ 今までキャラ設定を忘れて普通に語っていたんだけどぉ…お姉キャラだったわよねぇ
年齢制限がかけられたR指定作品もあるが劇場公開前に色々とモメにモメて上映が危ぶまれた作品を今回は特集したいと思います。問題となった要素は作品によって色々ではあるが共通して言える事は『不謹慎』。でも…公開の是非を問われるような問題作品は『観たい』という欲求が何故か湧いてしまうのは人間の心理なのか…『観なきゃよかった』なんて後悔してしまう上映が危ぶまれた作品も結構にあるのだが今回は『不謹慎』ではあるがメッセージ性の強い『上映が危ぶまれた映画』を紹介したいと思います
目次
バトル・ロワイアル
2000年:日本公開 監督:深作欣二 脚本:深作健太 原作:高見広春『バトル・ロワイアル』 製作:片岡公生、深作健太 製作総指揮:高野育郎 出演者:藤原竜也、前田亜季、山本太郎、栗山千明 柴咲コウ、安藤政信、北野武 他 音楽:天野正道 主題歌:Dragon Ash『静かな日々の階段を』 撮影:柳島克己 編集:阿部浩英 配給:東映
あらすじ
極東の全体主義国家『大東亜共和国』は経済的危機により滅びかけていた。大人を頼れなくなった世界に子供たちは暴徒化し学級崩壊や家庭崩壊が各地で発生。自信を失った子供たちの暴走を恐れた大人達は…一つの法案を国会で可決し、それを施行させる。それが新世紀教育改革法、通称『BR法』。恐怖による支配によって大人の威厳を取り戻す事が目的で施行されたこの法案は年に一度 全国の中学3年生の中から無作為に1クラスだけ選ばれコンピューターで管理された脱出不可能な無人島で制限時間3日の間に最後の一人になるまで殺し合いを強いるという法案。今回BR法に選ばれたのは城岩中学3年B組の生徒たちであった…
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バイオレンスの巨匠の深作欣二が手掛けた作品は中学生同士が最後の一人になるまで殺し合いをするデスゲームを描いた『バトル・ロワイアル』。あまりにも不謹慎な内容から石井紘基衆議院議員が中心となり映画に規制を求める運動が行われ公開の是非が国会で問われる事になった。後にこの騒動が作品の宣伝となり結果としてR指定になりながらも興行収入31億円を超える大ヒット作となった。
『バトル・ロワイアル』鑑賞前予備知識記事はコチラから
『バトル・ロワイアル』鑑賞後徹底考察記事はコチラから
とにかくキャスティングが豪華すぎるのよ…ハリウッドに進出した人や大河ドラマの主演を務める女優さんまで…メロリンQは国会議員になるわけだから…本当にロワイアルって感じ♡
ウトヤ島、7月22日
2018年:ノルウェー公開 2019年:日本公開 監督:エリック・ポッペ 脚本:ジウ・ラジェンドラム・エリアセン アンナ・バッヘ=ヴィ―ク 制作:フィン・イェンドルム スタイン・B・クワエ 制作総指揮:スタイン・B・クワエ フィン・イェンドルム、エリック・ポッペ 出演者:アンドレア・ベルンチェン、アレクサンデル・ホルメン ブレーデ・フリスタット 他 撮影:マルティン・オッテルベック 製作会社:Paradox Film 7 配給:東京テアトル(日本)
あらすじ
2011年7月22日 ノルウェーで77人の犠牲者が出た世界で最も凄惨な連続テロ事件が発生。首謀者はたった一人の男であった。ウトヤ島という限られたエリアの中での72分間におよぶ銃乱射事件。地獄の様な出来事をワンカットで演出した『ウトヤ島、7月22日』は事件発生から僅か7年でノルウェーで公開される事になりました。被害者や犠牲者の家族が心の傷を癒すにはあまりにも短い期間という事から公開の是非が問われる事となったがノルウェーの法律は死刑制度もなければ終身刑もなく最長21年で出所できる事から2032年には77人を殺害した犯人は社会に戻れる事ができるわけである。この理不尽さを訴えるためトラウマを背負った被害者たちは公開に踏み切ったのであろう…犠牲になった人たちへの考慮が足りないという不謹慎さから上映が危ぶまれた作品である。
『ウトヤ島、7月22日』鑑賞前の予備知識記事
『ウトヤ島、7月22日』鑑賞後の徹底考察記事
ワンカットの撮影技法をとっているので没入感や緊張感が半端なく襲い掛かってくるのよぉ…心臓の弱い方は注意よぉん♡
ザ・ハント
2020年:アメリカ、日本公開 監督;:クレイグ・ゾベル 脚本:ニック・キューズ、デイモン・リンデロフ 製作:ジェイソン・ブラム、デイモン・リンデロフ 製作総指揮:クレイグ・ゾベル、ニック・キューズ スティーブン・R・モレン 出演者:ベティ・ギルビン、エマ・ロバーツ アイク・バリンホルツ、ヒラリー・スワンク 他 音楽:ネイサン・バー 撮影:ダーレン・ティアナン 編集:ジェーン・リッツォ 製作会社:ユニバーサル・ピクチャーズ ブラムハウス・プロダクション ホワイトラビット・プロダクション 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和
あらすじ
アメリカ大統領を支持していた極右の人たちを集め富裕リベラル(極左)が人間狩りをするという…とんでもない設定だった事で当時アメリカ大統領であったドナルド・トランプの逆鱗に触れてしまった事で公開が延期された超問題作品。何気なく鑑賞したとしても面白い作りとなっているが…不謹慎な政治思想を絡めながら鑑賞すると面白さは倍増すること間違いない。アメリカ大統領を怒らせた事で上映が危ぶまれた作品。
『ザ・ハント』鑑賞前の予備知識記事
『ザ・ハント』鑑賞後の徹底考察記事
低予算で莫大な興行収入を生み出すことで有名な製作会社『ブラム・ハウス』が手掛けたのよぉ~ん♡さいこう
うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー
1984年:日本公開 監督:押井守 脚本:押井守 原作:高橋留美子『うる星やつら』 出演者:古川登志夫、平野文、鷲尾真知子 藤岡琢也、神谷明 他 音楽:星勝 主題歌:松谷祐子『愛はブーメラン』 製作会社:キティフィルム、スタジオぴえろ スタジオディーン 配給:東宝
あらすじ
『うる星やつら』のTVシリーズのチーフ・ディレクターを務めていた押井守が劇場版2作目の監督に就任。しかし押井は原作者である高橋留美子の意向を無視して独自の感性で創り上げてしまったのが『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』。高橋留美子の世界観を壊すだけでなく否定する様な内容となっていた事で試写会で『人間性の違いですね…』とコメントをし途中退場をしたというエピソードがある。不謹慎にも原作者を激怒させたことで上映が危ぶまれた作品。
『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』
鑑賞前の予備知識記事
『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』
鑑賞後の徹底考察記事
押井守の作家性のクセが強すぎるのよぉん…意味不明すぎてwwww
それでは素敵な映画の世界へ行ってらっしゃいませ