『コーヒーが冷めないうちに』を100倍楽しもう
おはこんばんちわ(-ω-)/
管理人『軍師かんべえ』です。
鑑賞前の予備知識!映画はもっと面白くなる。今回の作品はコチラ!
『コーヒーが冷めないうちに』を鑑賞されている方は
鑑賞後レビュー『モーっと楽しもう』にどうぞ
目次
コーヒーが冷めないうちに
ここに来れば…過去に戻れるって本当ですか?
あらすじ
2018年:日本公開 監督:塚原あゆ子 脚本:奥寺佐渡子 原作:川口俊和『コーヒーがさめないうちに』 『この嘘がばれないうちに』 制作:平野隆、岡田有正、進藤淳一 出演者:有村架純、伊藤健太郎、波留、林郁人、深水元基 薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子 他 音楽:横山克 主題歌:YUKI『トロイメライ』
本屋大賞2017にノミネートされた川口俊和 同名小説『コーヒーが冷めないうちに』『この嘘がばれないうちに』を有村架純の主演で映画化。
『もしも…あの時に戻れるのなら…』 こうした後悔の念は誰しも抱えるもの。しかし、そんな『もしも』が叶う喫茶店があるとしたら…この不思議な喫茶店『フリクリフリクラ』で巻き起こるハートフルなタイムトラベル物語。続編として2018年『思い出が消えないうちに』が発行されている。
舞台『コーヒーが冷めないうちに』
劇団音速かたつむり(2011年解散)主宰 川口俊和による演出・脚本で2010年に舞台化。杉並演劇祭演劇大賞受賞作。2019年までに8回公演されている。2015年に小説化され…そして2018年に映画化。
休日の朝…ゆっくりと流れる時の中で紅茶でも口にしながら『今日は何をしようかな?』なんてフワッと考えている時に鑑賞して欲しい映画『コーヒーが冷めないうちに』もしも望んだ過去に戻れるのなららば…私はいつの時代にいきますか?貴方は誰に逢いにいきますか?少しの知識だけで映画はもっと面白くなる!
もともとは舞台だったと知った時には納得してしまいました。舞台ならではの設定がたくさんありましたからね(笑)
価格:1,430円 |
過去に戻りたいと願う4人
『コーヒーが冷めないうちに』のキャッチコピーに『4回泣ける』というワードが頻繁に出てくるがコレは本作が4つのエピソードから作られているという意味と捉えて欲しい。どこで泣くかなんて事はあくまでも本人次第で制作サイドが推奨する事ではない。ただ僅かな時間でも過去に戻れるとしたなら…例え過去は変わらなくても思いは伝えることが出来る。言い残した事で後悔をしてしまった自分がそこにいる時…この4つのエピソードはそんな自分の心に突き刺さるメッセージが投げ込まれていた。そして今を一生懸命に生きようと…感じさせる素晴らしい感動の作品であった…
恋愛・夫婦愛・姉妹愛そして親子愛という4つのエピソード。それにしてもココに出演した女性は全員がタイプ…というのはまた別の話
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ルール
読んでもらえれば分るのだが…過去に戻れるからと言ってバックトゥザフューチャーのように自由に動き回って何でも出来る訳ではない。まず過去の改変ができないのでタイムパラドックス(時間の矛盾)が起きる可能性がなく…喫茶店からも出られない…更にこの喫茶店に訪れた事がない人には会う事もできない…そして最大のルールがコーヒーが冷めないうちに飲み干さないと過去から戻ってこれなくなる…という恐ろしいルールが存在する。そして過去に戻れる席には先客がいる…との事
石田ゆり子が演じる謎の女性。たまにトイレに行くために席を立つ瞬間だけが過去に戻れるチャンスとなる。彼女はいったい何者なのか?謎が深まるばかりである。
結構なルールがあるんですね!改変できないんなら行く意味はあるのでしょうかね…
『コーヒーが冷めないうちに』を楽しむポイント
4つのエピソードを上手く織り交ぜながら進んでいく『コーヒーが冷めないうちに』誰しもが『過去に戻る事が出来るのなら…』なんて事は一度は考えた事があるのではないでしょうか?しかしルールでも書いてある通り『過去に戻って、どんな事をしても現実は変わらない』このルールはある種 この映画のテーマでもあるような気がします。現実は変えられない…を裏返せば『未来なら変えられる』という意味になるのでは…過去に後悔の念を持っていた4人の未来は?
それでは素敵な映画の世界へ行ってらっしゃいませ