『サマータイムマシンブルース』を100倍楽しもう

軍師かんべえ

おはこんばんちわ(-ω-)/
管理人軍師かんべえです。
鑑賞前の予備知識!映画はもっと面白くなる。今回の作品はコチラ!

『サマータイムマシン・ブルース』を既に鑑賞されている方は
感想レビュー『モーっと楽しもう』にどうぞ

サマータイムマシン・ブルース

2005年:日本公開
監督:本広克行
出演:瑛太、上野樹里 他

大人気ドラマ『踊る大走査線』で有名な本広克行監督が2005年から2009年にかけて作った知る人ぞ知る香川3部作の第一弾が『サマータイムマシン・ブルース』。大学の『SF研究会』の学生たちが壊れたクーラーのリモコンを巡って昨日と今日だけを駆け巡るドタバタ青春SFコメディ。元々は上田誠の戯曲であり劇団ヨーロッパ企画の第8回公演として2001年に舞台化。03年05年と再演されるほどの超人気作品で2018年には20周年記念公演として全国ツアーを行っている。

出演は映画初主演となる瑛太にヒロイン役には後に大河ドラマ『江』で主演に抜擢された上野樹里という豪華なキャスティング。監督は『踊る大捜査線』でも絶妙なテンポの良さに特徴のある本広克行…そして劇団ヨーロッパの十八番作品のサマータイムマシン・ブルースの映画化とくれば面白いのは間違いない。まるでお芝居を観ているようなセリフ回しに…映画ならではのディティールに凝った演出…1粒で2度美味しい映画となっている。しかも伏線&回収の半端ない多さから何度繰り返し見ても楽しめる作品。Back to the 昨日!この映画に出ているのは全員おバカ(笑) 昨日と今日だけのタイムトラベル『サマータムマシン・ブルース』少しの知識だけで映画はもっと面白くなる!

軍師かんべえ

2005年の作品と会って…とにかく皆さんが若い!それだけでも笑ってしまう(笑)上野樹里の天真爛漫さにキュンです

あらすじ

河童伝説とお遍路参りが観光資源の…とある四国の田舎にある地方大学のSF研究会が舞台。猛暑が続く夏の日にSF研究会の部室にあったクーラーのリモコンが壊れてしまう。そして突如 部室に未来からタイムマシンが現れる。SF研究会の部員達は1日前に戻り壊れる前のクーラーのリモコンを手に入れるべくタイムマシンに乗り込むのだが…

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ヨーロッパ企画

主宰 上田誠の作・演出によるコメディにこだわった演劇公演を中心にイベント、映像制作、テレビ、ラジオ出演や企画構成など『劇団』の枠を超えた幅広い活動が特徴。演劇公演では結成以来、一貫してコメディを上演し続けておりSFやファンタジーの世界観を絡めながらも登場人物による日常会話をつむぐ群像コメディや、特殊な劇構造や仕掛けなどがある企画性コメディを上演している。

ヨーロッパ企画 – Wikipedia

映画版『サマータイムマシン・ブルース』は劇団ヨーロッパが得意とする芝居の映画化となっていてオリジナルの舞台は2001年の初公演を皮切りに何度も再演されている超人気鉄板作品。現在は(2021年4月)U-NEXTで映画版と舞台版が視聴できる。舞台ならではの緊張感や臨場感が味わえ映画とはまた違った楽しみ方が出来るだけに視聴が可能であるなら舞台版もオススメしたい。映画との相違点を見つけたり…舞台でされていた演出が…映画ではこうなるんだ…的な楽しみ方もできる。是非お勧めである。

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サマータイムマシン・ワンスモア

2018年に結成から20周年を迎えた劇団ヨーロッパが全国ツアーを企画。『サマータイムマシン・ブルース』の再演に加え続編となる『サマータイムマシン・ワンスモア』の交互上演されていた。現在この2作品を視聴するには公式ホームページからDVDを購入する他ない。私も未鑑賞だけに解説はできないが…せめて予告だけでも載せておきたいと思います。

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伏線と回収

物語開始からタイトルが出るまでの14分間でどれだけの伏線が貼られているのか…いかにもといった伏線もあれば、回収された時に気付く伏線もある…更に何度も観返さないと気付かないような伏線といったように開始から14分間は集中して鑑賞しておかないと作品の面白さが半減してしまうので注意。1度だけの鑑賞では決して全ての回収はできない。だからこそ何度見ても楽しめるのが『サマータイムマシン・ブルース』いくつ確認できるかな(笑)

軍師かんべえ

この作品の最大の魅力でもある伏線&回収の多さ。映画ならではのご都合主義なんて下らない事を考えていないで純粋に楽しんでください

キャスティングがヤバ過ぎる

主演は当時は若手俳優の中でも注目されていた瑛太上野樹里のダブル主演。今となっては共にTOPクラスの俳優となっていて…現在この映画を観ちゃうと二人が異様なまでに若すぎるのは…なぜか面白く感じてしまう(笑)更にSF研究会の顧問をやっていたのが佐々木蔵之介

当時は最近よく見る役者だな…程度だった佐々木蔵之介が今となれば大物クラスの役者となっていて…おバカキャラをやっていたのにはビックリ(笑)しかし存在感はやはりこの頃からあって唯一この映画で心に残る名言を発していたのは佐々木蔵之介だけだった。そして本作で『え?出てたの…』とビックリしたのがコチラの2人…

エンドクレジットを見ていてビックリしたのが伊藤唯と石松大悟を演じていた二人。敢えて二人が誰なのかは秘密にしておきますが…画像でバレバレかもしれませんね(笑)

軍師かんべえ

この作品の上野樹里を見てしまうと今の『のんびりキャラ』って??となるが…それは詳しくは書かない様にしておきましょう(笑)

升毅を探せ

こればっかりは先に書いておかないと全くといって気付かない本広克行監督の遊び心からの演出なのだが…俳優の升毅(ます たけし)さんがエキストラとして色々な場面に登場している。しかも扱いとしては『神様』という謎の設定。かなり登場しているとの事なので見逃さない様に…

こういう感じで登場します…尚エキストラ出演なのでセリフはありません。

『サマータイムマシン・ブルース』を楽しむポイント

本広克行の作品だけに『踊る大走査線』のテイストが好きな方は本作も楽しめるのでは…笑いのセンスが殆ど同じで私はツボってたので非常に楽しめる作品でした。更に演劇も好きな方なので芝居調なセリフ回しも私的には非常に良かったですしヨーロッパ企画の作品映画化とあって期待も大。この作品はもう色々な面白要素が詰まっているので一口に説明できない面白さがあるが…何と言っても最大の魅力は伏線の多さで最後のスカッとする回収劇は2017年『カメラを止めるな!』に近いものがある。とにかく序盤の14分間で違和感を感じる様なシーンは全て伏線を貼られていると思って下さい。更にストーリーとは一切関係ない升毅が本作では神様という設定であちこちとエキストラ出演をしていたり、上野樹里がスベる話をすると蝉がないたり…石松がツマらない事をいうと犬が吠えたり…という細かい演出もあったりする。この作品は監督の『好き』を全部詰めたようなラーメン全部乗せみたいな作品なだけに観終わった後は堪らない満腹感に襲われる事をお約束いたします。何も考えずに…のんびり映画を観たいと思っている貴方!結構この作品は頭を使うのでご注意下さいね!映画は少しの知識を入れるだけで100倍面白くなる!

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それでは素敵な映画の世界へ行ってらっしゃいませ

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