『GODZILLA』をモーっと楽しもう

軍師かんべえ

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
ココでは『GODZILLA』
徹底解析完全ネタバレとなってます。
鑑賞前のお客様はご遠慮下さいませ。

GODZILLA

2014年:アメリカ公開、日本公開
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:マックス・ボレンスタイン、フランク・ダラボン
   デヴィッド・キャラハム 他
原案:デヴィッド・キャラハム
原作:東宝『ゴジラ』
製作:メアリー・ペアレント、ジョン・ジャシュニ
   トーマス・タル、ブライアン・ロジャース
製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー、アレックス・ガルシア
出演者:アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙
    エリザベス・オルセン、ジュリエット・ピノシュ 他
音楽:アレクサンドル・デスブラ
編集:シェイマス・マクガーヴェイ
製作会社:ワーナーブラザース
     レジェンダリーピクチャーズ
配給:ワーナーブラザース
   東宝

実は本作の16年前の1998年にローランド・エメリッヒ監督による『GODZILLA』(通称エメ・ゴジ)が公開され興行収入的には一応の成功を収めているがゴジラのフォルムが明らかにイメージとかけ離れていた事から熱狂的なゴジラマニアの間で大炎上したという黒歴史がある。あれから16年の時を経てリブート(再起動)され生まれ変わったレジェンダリー版『GODZILLA』(通称レジェ・ゴジ) 殆どイグアナの姿をしていたエメ・ゴジの不安と不満が募る中で心配されたゴジラの姿はピザとコーラーの国のアメリカが産んだだけに少々日本版よりは太目ではあるがレジェ・ゴジは我々が思い描くゴジラであった事に…まずは一安心。

往年のファンからすれば100%納得のいくゴジラとは言えないかもしれないが『モンスターバース』として再起動された新GODZILLAと捉えれば私的には大満足と思えるゴジラ設定でした。初代ゴジラと違い『アメリカが行っていた核実験はゴジラを抹殺するため』というのは今後のモンスターバースに重要な意味をもたらせてくれそうである。あくまで今回はモンスターバースの顔見せ的な作品なので連続ドラマの第1話と思えばゴジラの活躍もあれぐらいで丁度良かったのではないでしょうか…

この手の映画で期待するのは人間パートよりも何といっても『怪獣プロレス』である。製作側の『まだ見せないぞ!まだ見せないぞ!』に対して少々イライラしてしまったが…第一弾としてはこんなものでしょうか…画面が暗すぎて状況が把握しずらいという点も気にはなるが今後のシリーズに期待したい…といったようにココでは『GODZILLA』を既に鑑賞しているという前提で記事を作成しております。ネタバレ注意となっておりますのでご了承ください

軍師かんべえ

数々の核実験はゴジラを抹殺するためのもの…『そうきたか…』と思わず感心してしまいました

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GODZILLA登場がエグい

https://twitter.com/genbu108/status/677821004177997825?lang=he

ハワイでのゴジラの初登場シーンの作りこみが凄すぎて何度もこのシーンを観てしまうほどでした。ビーチでの少女の低い目線から徐々に目線を上げていきビルの屋上を見上げるが…そこに見えるのはまだゴジラの下半身部分だけ…いかにゴジラが巨大であるかが上手に表現されている上に人類が所有する兵器ではゴジラに全く太刀打ちできないという絶望感が演出されていました。まさに神そのものでゴジラを前にすれば人間はただ右往左往するしかない小さい存在なのかもしれません。

軍師かんべえ

ゴジラ登場シーンで『あっ…ゴジラ好きかも…』ってなってしまいました

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芹沢博士の今昔物語

初代ゴジラの芹沢大助博士と2014年版GODZILLAの芹沢猪四郎博士だが、両作品には関連性がないため当然ではあるが二人も親子や親戚といった血縁関係は設定上はない。しかし監督のエドワーズはキーパーソンとなる生物学者を芹沢猪四郎と設定。初代ゴジラ『芹沢大助博士』に関しては『GODZILLAを100倍楽しもう』で考察していますのでご参照ください。

芹沢猪四郎と核爆弾

芹沢博士は父の形見である懐中時計を肌身離さず持っていました。その時計は1945年8月6日午前8時15分で止まっていて…その時刻が意味するのは広島に原爆が投下された日。結果的に原爆で父を亡くしている芹沢博士の核に対する思いは人一倍強かったのかもしれません。突然現れたMUTOに対し軍はメガトン級の核爆弾の使用を決定するが芹沢は核の使用に反対するも無情にも作戦は決行されてしまいます。

人間はどこまで愚かな生き物なのか…と芹沢は思ったに違いない。23回の水爆実験ですらGODZILLAを倒す事はできなかったのに放射能を糧とするMUTOに対しても核爆弾で対抗しようとしている。核爆弾を使用した際の予想被害状況が映像に映し出されるが尋常ではない範囲で放射能の影響を受けてしまうのが分かります。もちろん巨大生物に対し核攻撃が効かない…という思いもあるだろうが芹沢博士が『愚か』だと考えたのは『どれだけ地球を破壊すれば気が済むのか?』という想いだったのでしょう。

人間こそが地球を破壊する怪獣

人類は第二次世界大戦後に数々の核実験を行ってきた…その代償として多くの生命が奪われ、環境は破壊され、そして地球は汚染され、いずれは人類でさえ住めない星となってしまうかもしれない。巨大生物は街を破壊し我々に恐怖を与えるかもしれないが人類は核という兵器で地球を破壊していった…云わば全生命にとって『人類こそが地球を破壊する怪獣』なのかもしれません。初代ゴジラの芹沢大助もGODZILLAの芹沢猪四郎も訴えていた事は『人間の恐ろしさ』だったのではないでしょうか…

私は二人の芹沢博士は別々のアプローチから『人間の恐ろしさ』を訴えていたと感じました。初代ゴジラの芹沢は偶然にも開発した『オキシジェンデストロイヤー』が政府の手に渡れば水爆に変わる兵器として使用され世界の均衡を崩す事になると恐れていた。結果として芹沢の死と共に『オキシジェンデストロイヤー』も闇に消えた事で脅威は失われたが、もし政府の手に渡ってしまったのなら第3次世界大戦も開戦されていたかもしれません。

2014年版GODZILLAの芹沢は生物学者という立場から核爆弾の使用を反対する事しかできなかった。もちろん軍は聞き入れてくれずに作戦が決行される事になるが、結果としてMUTOにより核爆弾が飲み込まれ…最後の1発だけ太平洋上で爆発という最悪の展開は免れるも、またしても地球に核爆弾が落とされる形となってしまった。

初代芹沢は『阻止』できた…2014年芹沢は『阻止』できなかった…という違いはあるが共に『人類が新兵器を開発したなら使わずにはいられない』という人間の愚かさや怖さを痛感させられました。

軍師かんべえ

広島と長崎に投下された原爆もソ連の参戦により日本が降伏するのでは…と判断した事により投下が決定したという話があります。アメリカは2度の原爆投下を実験と呼んでいたそうです。

ゴジラは人類の救世主?

ゴジラは“GOD”ZILLA…この世界における『神』という存在と私は認識している。旧約聖書の中でも描かれているように時には『人々の救い』となり、時には『人々への脅威』となるのが神という存在。芹沢博士はGODZILLAを『調和を取り戻すもの』=『神』と語っていた。人々はMUTOを退けたGODZILLAに対し『怪獣王は救世主か?』とラストで問うシーンがあるが…これは大きな間違いである。GODZILLAは神であるが決して救世主ではない…人類が『調和を乱すもの』とGODZILLAが判断しないために私たちが、今世界で何をしなければいけないのか…何を捨てなければいけないのか…を考える必要があるのではないでしょうか

軍師かんべえ

『神』が必ずしも人類に対し『善』という訳ではない…ノアの方舟のように世界を滅ぼす事もするのが『神』です。

総括

ハリウッド版としてリブート(再起動)された新生GODZILLAも『核』というテーマが設けられていたが…日本とアメリカでは『核』に対する思いはこうも違うものか…と恐怖すら覚えてしまった。核を落とした側と落とされた側の違いなのか…日本人の芹沢博士は頑なに核の使用を拒むが、アメリカ軍はいとも簡単に核を使用する。この映画の中で最も恐ろしいのはゴジラではなく、MUTOでもなく、人間なのではないでしょうか。ゴジラは人類の敵なのか…核使用だけではなく人類が今後 地球を汚染する様な行動をとっていけば間違いなくゴジラは私たちの敵となるでしょう。そして本作の『GODZILLA』は『モンスターバース』の第一弾であるという事を忘れてはいないだろうか…コレは終わりではなく始まりなのである。そして『モンスターバース』第二弾は『キングコング 髑髏島の巨神』…って所でオツカレっす!

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今回も長文失礼いたしました
それでは…

またのお越しをお待ちしております

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