『ディープ・ブルー3』を100倍楽しもう

軍師かんべえ

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映画ライフを楽しんでますか!鑑賞前の予備知識!
これで映画はもっと面白くなる。今回の作品はコチラ!

ディープ・ブルー3

引用元:【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ディープ・ブルー3 (warnerbros.co.jp)

劇場未公開
2020年10月7日:デジタル配信
2020年10月9日:DVD・Blu-ray発売
2020年10月9日:レンタル開始
監督:ジョン・ポーグ
出演:タニア・レイモンド、蒼れいな 他

1999年のサメ映画の大ヒット作『ディープ・ブルー』から21年の歳月を経てシリーズ第3弾がデジタル配信&レンタル開始されました。『ディープブルー』シリーズと言えば人間のエゴから生み出され、遺伝子操作によって作られた知能を持った巨大サメが次々と人間を翻弄しながら襲ってくる…といった展開がメインとなってくる。本作の『ディープ・ブルー3』は前作(2018年)の続編となっていますので『1』『2』を観ておく方がより楽しめる作品ではあるので時間に余裕がある方は鑑賞する事をオススメします。

あらすじ

BD/DVD/デジタル【予告編】『ディープ・ブルー3』10.9リリース / 10.7デジタル配信開始

沖合に浮かぶ小島”小さな楽園(リトル・ハッピー)”。その島ではエマ・コリンズ博士率いる研究チームがホオジロザメの生態を観察していた。しかしエマの元ボーイフレンドのリチャードの登場によって事態は急変してしまう。彼が追っていたのは、かつて遺伝子操作によって作り出されたオオメジロザメのベラが産み出した3匹の狂暴な人食いザメ。リチャードはエマ博士の協力のもとに3匹のオオメジロザメの捕獲を計画するのだが…

人喰いザメ

人食いザメ映画で真っ先に頭に浮かぶのは1975年スティーブン・スピルバーグ製作の『JAWS』。この映画で次々と人間を襲っていたのが全長8mのホホジロザメという設定。ただし、これまでに確認されているホホジロザメは全長6.4mが最大の長さで8mのホホジロザメはあくまでも映画の設定ではある。それでも十分に巨大であることは間違いない。

こんな巨大ザメが、もし襲い掛かってきたら…と考えただけでも背筋が凍る気持ちになってしまう。しかし意外にもサメの噛む力というのは人間の3倍とも言われていてイメージからすれば少し物足りない気がする。

噛む力が人間の3倍といってもホホジロザメの歯は剃刀が何枚も折り重なった形状であり切れ味が非常に鋭い。よく研がれている包丁は力をいれなくてもスゥーっと切れるような感じであるようにサメが獲物を嚙み砕くためには顎の力は必要とされていないみたいです。どちらかというと鋭い歯で獲物を切り刻み出血多量で死に至らしめてから食する…といった感じではあるが人間程度なら一噛みで真っ二つに引き裂く事は容易な事でしょう。

オオメジロザメ

本作では前作『ディープ・ブルー2』同様にオオメジロザメがエマ博士率いる研究チームに襲い掛かってきます。それではオオメジロザメについて簡単ではあるが語っていきたいと思います。

全長は4mでサメとしては中型に分類されるが性格は非常に獰猛で獲物を発見すると頭突きをして襲ってくることから『ウシザメ』とも呼ばれています。生息域は暖かい海域の浅瀬であれば全世界で見られ日本では沖縄の宮古島で52歳男性に襲い掛かり死亡させた例があります。狭い場所や浅い海域にも入り込むうえ気性も荒い事からオオメジロザメを一番危険なサメだと考えている専門家も多いみたいです。

淡水への適応能力

オオメジロザメの最大の特徴はサメの中で唯一淡水への適応能力があるため河川や湖で発見された例も多数あることです。日本でも安里川(沖縄)上流700m地点で8匹ものオオメジロザメが目撃された例があります。

軍師かんべえ

ここまで怖がらせておきながら最後に言っておきますが…基本はサメは人を襲う事はないそうです。基本は…

ホオジロザメの遺伝子解析

1999年『ディープ・ブルー」ではホホジロザメの脳を遺伝子操作で肥大化することで『アルツハイマー病』に効果に期待ができる新薬を研究していました。2018年『ディープ・ブルー2』でも『向知製薬』という記憶力や集中力や決定力を一時的に向上させる一種の興奮剤をオオメジロザメに投与することで新薬の研究を行っていました。

映画の中の世界だと思っていたサメによる遺伝子研究ではあるが実際にアメリカの研究チームがサメの優れた治癒能力に着目し遺伝子解析を行っていた事が分かりました。

HP全回復エリクサー

全てを書くと難しい話になってしまいますし…その事を伝える語彙力もありませんので簡単に説明しますと…サメによる優れた治癒能力の研究が行われていて…『深刻な外傷を負ったサメが数か月後に完治していた』という話が海洋生物学者や漁師の間で語り継がれていました。サメの遺伝子を解析したところゲームでいうHP全回復的な…まさにFFでいう『エリクサー』がサメの体の中で生成されている事が明らかになったのである。まさに夢の薬がこの先に作られるかもしれません。

『ディープ・ブルー』の世界ではサメの脳にあるタンパク質を大量に取るために遺伝子操作で脳を肥大化させた結果…大惨劇が起こるという悲劇になってしまう。もしかしたら今アメリカで行われている研究施設も暴走したサメが暴れまわっているかもしれませんね。

軍師かんべえ

もしかしたら…この映画は『人間は神にはなれない』という警鐘だったのかも…

生き残るのは誰だ?

『ディープ・ブルー3』で登場する主要メンバーは8人。この手のパニック映画ならではの最初の犠牲者は?生き残るのは誰を予想するのも面白さの一つ。ちなみに1作目の『ディープ・ブルー』では主人公のスーザンはサメにパクリンチョされてました…

 

ディープ・ブルー3を楽しむポイント

引用元:【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ディープ・ブルー3 (warnerbros.co.jp)

人間の環境破壊による海洋生物の生態系の変化といった裏テーマはあるものの…サメ・パニック映画である以上は気楽に観て頂くのが一番のポイント。ビール片手にポップコーンを食べながら…といった見方が理想的ではないでしょうか!ただ本作で日本人キャストとしてミヤ役を演じた蒼れいなには注目しておきたい。

過去の『ディープ・ブルー』シリーズ同様に本作でも人間に襲い掛かる巨大人食いザメは人間が創り出した知能を持ったモンスター。そして環境破壊がもたらした結果…大惨劇へと繋がっていく。まさに、このサメ映画は『かつてないほど致命的!』より強く…より賢く…より狂暴になったモンスターをとくとご覧あれ

 

それでは素晴らしい映画の世界に『いってらっしゃいませ』

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