『THE BATMAN』をモーっと楽しもう

軍師かんべえ

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
『THE BATMAN』
徹底解析 完全ネタバレとなっております
賞前のお客様はご遠慮下さいませ

本記事は 『THE BATMAN』感想レビューとなっておりネタバレが含まれております。
本編未鑑賞の方は予備知識編『100倍楽しもう』の記事をご確認の上で再度お越しください

THE BATMAN

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2022年:アメリカ、日本公開
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス、ピーター・グレイグ
原作:DCコミックス『バッドマン』
製作:マット・リーヴス
出演:ロバート・パティンソン、ゾーイ・グラヴィッツ
   ポール・ダノ、ジェフリー・ライト、ジョン・タトゥーロ 
   アンディ・サーキス、コリン・ファレル 他
音楽:マイケル・ジアッチーノ
撮影:グリーグ・フレイザー
編集:ウィリアム・ホイ
製作会社:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
     DCフィルムズ
     6th & Idaho
     ディラン・クラーク・プロダクション
配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

2022年に公開されたマット・リーヴス版『THE BATMAN』3時間にも及ぶ超大作となり一部のファンからはバットマンシリーズでは過去作No.1と言われるほど非常に評価の高い作品となっています。

ただ当初の予定ではDCコミックスのヒーローが同じ世界線の中でクロスオーバーをする作品群 DC・エクステンデット・ユニバース の1つの作品としてベン・アフレックが主演・監督を務め製作する予定でした。

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しかし『ジャスティス・リーグ』撮影時に起こった様々なトラブルが原因でベン・アフレックは酒に溺れるようになってしまいます。更に離婚問題も追い打ちとなりアルコール依存が増してしまう状態の中での『ザ・バットマン(仮)』の製作発表となったのですが…

『このまま撮影に入ったら君は死ぬまで酒を飲み続けると思うよ』という知人の言葉でベンは監督降板を決意。『猿の惑星』『クローバーフィールド』を手掛けてきたマット・リーヴス監督に白羽の矢が立ったというのが今回の『THE BATMAN』の経緯となっている。

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ベンは既に新作のシナリオを描き終えていたがマット・リーヴスは自ら製作・監督・脚本を務めることを条件としたためDCEUの世界線とは切り離された単独の世界『THE BATMAN』が創り上かったのである。

マット・リーヴスが描いた『バットマン』は過去作とは違い正体であるブルース・ウェインの精神的な部分が非常に未熟であり幼いのである。

冒頭の語り口調で呟いている言葉はブルース自身が書いている日記を読み上げていたことが分かります。

『俺は影に潜んでいるのではない…俺こそが影だ』まさに中二病ヨロシクみたいな表現で思わず『コイツ…大丈夫か?』と心の中で叫んでしまうほど…

未熟な分まだ力加減が分かっていないのか…必要以上に悪党に制裁を加えてしまうのである。相手は死んでいないか…と疑ってしまうほど殴り続けていたり、大勢の警官に囲まれながらも警官を煽ってみたり、親同然のアルフレッドに対し『家族ではない』という非情な言葉をかけたり…とまだまだ子供の部分が見え隠れする成長途上である青年期バットマンをマット・リーヴスは描いていました。

一般的には社会人2年目は若手という扱いになってしまいます。バットマン2年目も同様で社会的にも認知されておらず、ブルース自身も『バットマンであろう…』と苦しんでいる成長の姿が描かれていました。

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ブルースは『バットマン』に何を見出そうとしていたのか…両親を悪党に殺されたことが俺をバットマンにした…と語っている。つまりブルースの『復讐』が具現化したものがバットマンなのだ。

悪党に制裁を加えたとしても その行為が正義とはならない。なぜならバットマンは『復讐』に心が駆られているからだ。駅のホームで不良集団から東洋人を救っていたが彼はバットマンに酷く怯えていました。なぜなら悪党に対する復讐心からの制裁が結果として東洋人を救っただけなのだから…

この時点でのバットマンは社会的に見ればゴロツキや悪党と何ら変わらないコウモリのコスプレをした街の乱暴者であることが分かるように演出されている。

そして本作ではこの幼い2年目のバットマンがリドラーという凶悪犯と対峙したことで心境の変化が起こり本物のヒーローとしての覚醒が始まるのである。

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本作は3時間という長尺ではあるが今まで同様の派手なアクション要素に原作にあったディレクティブ(探偵)要素、そしてバットマンの成長というヒューマンドラマ要素が詰まっているため時間が全く気にならず…もっと観たいという気持ちに駆られたのはきっと私だけではないはずである…といったようにココでは『THE BATMAN』既に鑑賞しているという前提で記事を作成しております。ネタバレ注意となっておりますのでご了承ください。

軍師かんべえ

まさかのベン・アフレック降板からのマット・リーヴス版。ややこしいのが新作DC映画『フラッシュ』でベン・アフレック版のバットマンが登場するみたい…同時進行なのか

そしてダーク・ヒーローへ…

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何度も書いてしまうが本作はブルース・ウェインがバットマンとして自警活動を始めて2年目というバットマン黎明期の物語となっている。そのためかブルースも自身の立ち位置が定まっていない状態で葛藤の中での自警活動となっていました。

この時点でブルースは『復讐』という感情だけで行動をしていたため目に見える分かりやすい『悪』だけがターゲットとなっていて根幹である部分が見えていなかった状態。次から次へと生え変わる大量の枝葉をむしっているだけで世間的にはバットマンも悪党も恐怖という意味で同等に扱われている様子でした。

恐怖のシンボルとして扱われていたバットマンがどの様にしてにダーク・ヒーローへと覚醒していくのか…追っていきたいと思います。

復讐心

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今作と過去作の大きな違いは…過去シリーズでは悪党と戦うバットマン、プレイボーイを装っているブルース、アルフレッドだけに見せる本来の姿のブルースという3つの顔を持っていました。

しかし『THE BATMAN』では『復讐心』に駆られたブルース・ウェインという1つだけの顔しか持っておらずバットマンのマスクを被ったとしても素顔であったとしても何の変化もなかったのです。

ブルースは幼い時に目の前で両親を暴漢に殺されたことがトラウマとなり、その『復讐心』がバットマンを生み出す原動力となったわけです。

しかし昔からよく言われるもので…『復讐からは何も生まれない』という言葉の通りバットマンとしての初めの2年間の活動はブルースが冒頭で語っていたように ただ彼を『夜行性動物』にしただけなのである。

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ブルースがバットマンとして活動していくために必要なものは…『愛』なのである。バットマンは悪党を排除することはやっていたが街を守ることはやっていなかった。暴力を暴力で蓋をしていただけなのである。

では何故そのような考え方になったのか…幼少の頃に両親を失い莫大な遺産だけがブルースに残ったため生活に不自由はしないが家族愛に飢えていたのが原因だと私は思いました。

両親が残した莫大な遺産を狙って悪い大人たちが食い潰そうとブルースに集ってたのではないでしょか…人間が信用できなくなり、悪党に対して異様な嫌悪感が生まれてしまうのも致し方がないことでしょう。

しかしブルース自身は気付いていなかったが両親を失ってから彼を暖かく見守っていた一人の男がいました…それが執事のアルフレッドだったのです。

アルフレッド

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アルフレッドは両親を失ったブルースにとって執事という存在だけでなく、良き師であり、良き友人であり、そして時には両親のように暖かく見守ってくれる家族のような存在だったのです。

周りが見えなくなっていたブルースはアルフレッドの愛に気付くことができなかったのだが…彼を失いそうになった時に初めて彼が家族の一人であった事に気付くのです。

ブルースがバットマンとして活動する上で必要だったものは『愛』。この『愛』を埋めてくれたのがアルフレッドからの『家族愛』だったのです。ブルースは初めて『守る者』ができたことで本物のダーク・ヒーローへと覚醒するのです。

希望の光

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今まで悪党に対して制裁を加えるだけだったバットマンがラストでは洪水で行き場を失った人たちの命を救っていました。ゴッサム・シティにとって恐怖の象徴であったバットマンがココで初めてゴッサムの希望の光であるヒーローになれたのです。

この物語はブルース・ウェインという一人の青年が『愛』を知り、守る者ができたことで真のヒーローへと生まれ変わる物語なのである。

軍師かんべえ

ラストの発煙筒で街の人を先導するシーンが今後のバットマンの在り方を示していました。素晴らしい演出でした👏

リドラーの思惑

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今作のメイン・ヴィラン(悪役)のリドラーの正体は…ポール・ダノが演じていた事にビックリ(笑)

サイコパスな感じや病みっている部分がポール・ダノにピッタリの役で…リドラーは牢屋に入っただけなので再登場する可能性も十分にあります。今後の活躍に期待したいヴィランの一人である。

さて…謎の多かったリドラーであったが前半部分は実際に発生したゾディアック事件のように犯行現場に複数の手掛かりを残すが決して正体に辿り着く様なヒントは置いていかない…といった劇場型犯罪のような展開をみせています。まるで『セブン』の様な演出でDCコミックス本来のミステリー要素が楽しめました。

後半になるとリドラーはいとも簡単にカフェで捕まってしまうのである。もちろん捕まることも計画の一部であったのだが…なぜ自ら捕まってしまったのか、リドラーの思惑とは一体何だったのでしょうか…

非て似なる者

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『似て非なる者』という言葉がある。『一見すると似ているが実際は全く違う者』という意味である。この言葉の逆で『非て似なる者』という言葉を私が勝手に作ってみたのだが…『一見すると全然違うが実際は非常に似ている』という意味として解釈して欲しい。

この『非て似なる者』という言葉をバットマンとリドラーの二人に当て嵌めたいのである。外見も全く違うし正義のヒーローとして覚醒したバットマンに対しゴッサムを混乱に陥れた悪党のリドラーが似ているとは到底思えないかもしれないが…この二人には共通する部分が非常に多いのである。

ブルース・ウェインもリドラーも共に孤児だったという共通点が真っ先に思いつきます。親の遺産で不自由なく暮らせたブルースに対しリドラーは貧困という過酷な環境の中で少年時代を暮らしていました。

そして共に悪党に対して復讐心を抱き制裁を加えていました。バットマンは冷静さを失っていたせいか目に見える悪党に対してだけ制裁を加えていました。しかしリドラーは冷静沈着に行動をしていて影で悪さをする様な目に見えない悪党に対し制裁を加えていました。

現市長に始まり、警察本部長、地方検事、マフィアのボス…といった様にリドラーが制裁を加えた人物は全員が街の大物であり、バットマンが制裁を加えていた枝葉である小悪党とは違い根幹部分の大悪党である。

この一連の事件に対しリドラーは問題を出題する提供者であり、バットマンは答えを導き出す解答者であるという事。結果的には二人の協力で街を裏で牛耳っていたファルコーネを表にさらけ出したのである。

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この時点で分かるかと思いますが実際にゴッサム・シティの本当の悪党に対し制裁を加えていたのは実はリドラーだったのです。バットマンは小悪党を懲らしめていただけという残念な結果となっているのです。ではなぜリドラーはバットマンの先を行くことができたのか…それは彼の職業が法廷会計士だったからです。

アヴェ・マリア

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リドラー登場時にBGMで流れていた曲がシューベルト作曲の『アヴェ・マリア』。キリスト教の祈祷歌として世界的に有名な曲である。少女が聖母マリアに願いを訴える嘆願が歌詞として付けられている。

『こんにちわマリア様…優しき乙女
   一人の娘の願いを聞いてやってください…』

『アヴェ・マリア』の曲がリドラーの嘆願…というメタファーになっていたということです。

リドラーの職業は法廷会計士であったことから中止になった都市再開発計画の資金を巡っての公職たちの不正行為にバットマンより いち早く気付いてしまったのである。

マフィアのボスであったファルコーネだけでなく市長に警察本部長、地方検事といった本来は街のために尽くすべき公職の立場の人間でさえ不正に関わっていた事実を知ったリドラーは街を浄化しようと連続殺人の計画を企てたということになるのです。

リドラーは法廷会計士という立場からゴッサムに潜む闇の真実を知っていたからこそ常にバットマンより先を進むことができていたのです。

ラスト・ゲーム

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リドラーはファルコーネ殺害後に簡単に逮捕されています。これはわざと捕まったのである。なぜなら全ての計画は既に準備が終えて後は同志であるリドラー軍団が実行に移すだけだったからバットマンと一緒に街が浄化されていく様子を見物しようと思って表舞台に出てきたのである。

この時点ではリドラーはバットマンをゴッサムの闇を共に暴いた同志であると信じていたのである。『僕が問題を出して…君が答えてきた』みたいなサイコパスな事を言っているのである。もちろんバットマンは否定するのだが…時すでに遅しで街の複数の防波堤は破壊され海水が街を飲み込んでしまうのである。

まるでノアの方舟のように海水が街を沈め人々は街の中心である中央広場へと避難するのだが…その広場にはリドラー軍団が銃を持って待ち構えているのである。正直この演出は怖かったですね。ココで虐殺を見せられるのか…と思ったほどです。

バットマンとリドラーは表裏一体のコインのような関係であると感じました。共にゴッサムの闇を暴こうとする想いは同じであったが真の悪に気付けていたリドラーと見抜けていなかったバットマンという差が明暗を分けたのである。

リドラーがゴッサムのヒーローになっていた可能性もあり、バットマンが悪になっていた可能性もあるという事です。しかしバットマンにはアルフレッドという『愛』を与えてくれる存在がいることも確かである

軍師かんべえ

脚本が素晴らしすぎますよね。バットマンとリドラーの関係性がエモすぎますよ…久しぶりに鳥肌の立ってしまう脚本に出会えました。

TO BE CONTINUITY

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嬉しいことに『THE BATMAN』は既に3部作として公開されることが発表されている。公開時期や内容に関しては不明ではあるが個人的にはダークナイト・トリロジーを超える大作になるのでは…と期待している。

実は本作の中にも次回作に繋がっていくような伏線が散りばめられてていた事にお気付きだったでしょか…本作だけで完結するのならペンギンやキャット・ウーマンの話もいらないのである。しかし続編のための布石だとしたら必要な伏線となってくるわけである。

新ゴッサム・シティ

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本作でリドラーが殺害した人物を整理すると…現市長であるドン・ミッチェル、警察本部長のピート・サベージ、地方検事のギル・コルソン、ゴッサムシティの裏社会のボスであるカーマイン・ファルコーネの4人

そして新ゴッサムシティでは新市長に黒人女性のベラ・リアルが就任、警察本部長にはバットマンの良き理解者であるジェームズ・ゴートンが昇格、新しい地方県知事にはおそらく後にトゥーフェイスとなるハービー・デントが就くと思われます。そしてファルコーネに変わり裏社会を仕切るのがペンギンだという事です。これで全ての人物が収まる所に収まった感じがしますよね。

キャット・ウーマン

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皆さんご存じでしょうか…実はセリーナ・カイルは本編中で自分の事をキャット・ウーマンと呼んでいないのである。それどころか誰も彼女の事をキャット・ウーマンと呼んでいないのである。

つまりセリーナ・カイルはまだこの時点ではキャット・ウーマンではないのである。見た目も非常にダサくて…日本の江戸時代の盗人みたいに頬っ被りをしているようなマスクには思わず笑ってしまいました。

ラストではゴッサムシティを離れ北の街へと移り渡ってしまったが…おそらくキャット・ウーマンとして変形ニット帽ではなく革製のマスクをして再びゴッサム・シティに舞い戻ってくると思われます。

JOKER

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そして最後にはジョーカーらしき人物が登場していました。正式な発表はないので次回作にジョーカーが登場するかは不明ではあるがバットマンの最大のライバルであるジョーカーとの対決は大いに期待したい。

軍師かんべえ

リドラーの隣の部屋にいた事から一緒に脱走なんて事も十分に考えられます。もちろんリドラーも変な格好で再登場する可能性も…(笑)

総括

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約3時間の超大作となったマット・リーヴス版『THE BATMAN』当初は4時間近い尺で編集されていたみたいだがさすがに長すぎるということでカットされたシーンがいくつかあるみたいです。そして未公開となったシーンの一つがあるサイトで公開されたのである。

『THE BATMAN』の公式が出しているサイトなので流出ではないが…非常に面白い仕掛けがしてあり、サイトには公式が出題した『なぞなぞ』が用意されています。見事正解をすると未公開シーンに繋がる…という仕掛けみたいだ。現在は終了しているが結構な難問だっとの噂です。

もちろん今は簡単に未公開シーンを観ることはできるが残念なことに吹替も字幕版もないので英語を理解できない私にはどこかの解説に頼るほかありません。

映画『羊たちの沈黙』でレクター博士との面会を彷彿させる未公開シーンでバットマンが会話している相手は本編中のラストで登場した謎の囚人である。まぁ…どう見てもジョーカーなのだが…こういった未公開シーンを後で流出させるような演出は正直…嫌いではない、いや大好物だ!wwwww

映画のブログを書いている身としては こういった演出は記事として書けるので非常に助かります…って話は置いておきまして…話は変わるが今回も『THE BATTMAN』の記事を書くにあたり たくさんの動画やサイトを参考にさせてもらいました。

その中で興味を沸いたのが最初にリドラーに殺された現市長のドン・ミッチェル。彼には一人の息子がいて父親を殺されたことになるが…この少年がやたらとカメラ目線でコッチを向いてくるのである。おそらく3回ほどこのシーンはあったはず。何か意味はあるのか…と思っていたのだが…

噂話のレベルではあるが この少年こそがバットマンの相棒となるロビンとなるのでは…という記事である。

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よく思いついたな…と感心させられてしまう記事でした。でもロビン少年になると頭に入れてあのシーンを観たら確かにあの少年がロビンになるからこそのズームだったのでしょう。全く私には思いつきませんでした…って所でオツカレっす!

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