『ディパーテッド』をモーっと楽しもう

軍師かんべえ

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
『ディパーテッド』
徹底解析 完全ネタバレとなっております
賞前のお客様はご遠慮下さいませ

本記事は 『ディパーテッド』 の感想レビューとなっておりネタバレが含まれております。
本編未鑑賞の方は予備知識編『100倍楽しもう』の記事をご確認の上で再度お越しください

ディパーテッド

http://blog.livedoor.jp/mk7054-vol2/archives/56252511.html
2006年:アメリカ公開
2007年:日本公開
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
原作:アラン・マック、フェリックス・チョン
製作:マーティン・スコセッシ、ブラッド・ピッド
   ジェニファー・アニストン、ブラッド・グレイ 他
製作総指揮:G・マック・ブラウン、ダグ・デイヴィソン
      クリスティン・ホーン、ロイ・リー 他
出演者:レオナルド・ディカプリオ、マッド・デイモン
    ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーク 他
音楽:ハワード・ショア
撮影:ミヒャエル・バルハウス
編集:セルマ・スクーンメイカー
製作会社:ブランBエンターテイメント
     イニシャルエンターテイメントグループ 他
配給:ワーナーブラザース

2002年香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品として2006年に公開された『ディパーテッド』。個人的な感想になるが、さすがマーティン・スコセッシ監督であり、さすがディカプリオ、マッド・デイモン、ジャック・ニコルソンと役者のレベルが全然違う。オリジナルも十分に面白いのだがハリウッド版の完成度の高さを見てしまうと鑑賞するのは『ディパーテッド』だけでいいのでは…となってしまうのは致し方がない。特にそう思わせる演技をしてくれたのが…やっぱりこの男…

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ハリウッド映画界では欠かせない存在のジャック・ニコルソン。この人以上に悪役を演じれる人はいるのか…と感じてしまうほど悪のボス役がピッタリとハマる俳優。コステロ役をジャック・ニコルソンにキャスティングした時点でこの映画の成功は保障されたも同然である。ディカプリオに『警察のネズミなのか?』と問いただすシーンでジャックはアドリブで本物の拳銃をディカプリオに向けたのは有名なエピソード。こういう事をやってしまうんですよ…

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急に拳銃を向けられたディカプリオは役者として『どう対処しようか…』と困惑したとインタビューで語っていました。更にジャックはマッド・デイモンとのシーンでとんでもないアドリブをカマしていました…

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とても画像でお見せできないが…映画館でのシーンは記憶に残っているはず。ストーリーとは関係ないのだが、サイコパスなマフィアのボスという印象は完全にコレで植え付けられましたし…こういう演技ができるのがジャック・ニコルソンという役者なのである。こういうサイコな演出をすると惹いてしまいチープになる恐れがある。細かい演技なのだが結果的に大きな差となる事ができるのがディカプリオであり、マッド・デイモンであり、ジャック・ニコルソンなのである…といったようにココでは『ディパーテッド』を既に鑑賞しているという前提で記事を作成しております。ネタバレ注意となっておりますのでご了承ください

軍師かんべえ

ジャック・ニコルソンはメイクこそしてないが…ジョーカーなんすよねぇ。。。こういう演技をさせたら右に出る者はいないっすね。

ジャック

アカデミー賞ノミネート12回は男優として最多で2回の主演男優賞と1回の助演男優賞を受賞。ゴールデングローブ賞も7回受賞。なめんなよ

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DEPARTEDの意味

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/ikkoshinagawa/20200612/20200612075940.jpg

DEPARTEDを訳すると『死者』『故人』『過去の』となる。本編でも『死者の魂~』と葬式のシーンでDEPARTEDという単語が使用されていました。荒っぽい男達が登場する作品だけに、もっと砕いた言い方だと『死んでしまった奴ら』とか『逝っちまった奴ら』の方がシックリとくるのかもしれません。そうなのですディカプリオ、マッド・デイモン、ジャック・ニコルソンの3人は『逝っちまった奴ら』なんです。DEPARTEDという作品は…その『逝っちまった奴ら』3人の生き様の話なんです…と既にタイトルで『3人が死んでしまう事』がネタバレがされていた訳なんですよ。

逝っちまった奴ら

https://mofumuchi.com/departed/

犯罪がはびこる街ボストン。アメリカ東海岸に位置するためヨーロッパからの移民者も多くアイルランド系、イタリア系のマフィアが乱立する街でもあった。その中で実際に存在したホワイティ・バルジャーをモデルとしたのがジャック・ニコルソンが演じていたフランク・コステロという男。この男を中心に怒涛の展開で描かれていたのが『ディパーテッド』という作品でした。

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混乱する犯罪都市ボストンにおいてマフィアの勢力を一掃するため州警察は大胆な作戦を取っていた。マフィアの中に警察官を送り込み情報を手に入れようとする潜入捜査作戦。観ている私たちは初めての潜入捜査作戦…と感じてしまうがストーリーが進んでいけば愕然とするカオス的な状況が待ち構えています。州警察だけでなく、市警やFBIまでが潜入捜査を既にやっていて、マフィア側も警察内部にスパイを潜り込ませているのが今のボストンの状況なのである。州警察のクイーナン警部とティグナム巡査部長はビリーに対し警察官としてのデータを抹消しただけではなく犯罪者としての経歴を付け加えた上でコステロの組織に潜入させるという…やっている事はマフィアと同じで所詮は街の勢力争いである。違いは警察バッジを持っているか、否か…くらいなのかもしれません

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ビリーに潜入捜査を命じたクイーナン警部の死から一気に怒涛の展開が始まってしまいます。誰が本物の警察で、誰が本物のマフィアなのか…あいつは敵なのか…味方なのか…ネズミなのか…警察のネズミはビリーだけではなかった…マフィアのネズミもサリバンだけではなかった…もはや疑心暗鬼の中で誰も信じられない展開となる。結構な感じでパニックになり置いていかれる感覚になってしまうが、状況を整理している瞬間が楽しかった気がします(笑)

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FBIに仲間の情報を売っていたコステロがサリバンによって撃たれ、潜入捜査官のビリーはマフィアのスパイとして警察内部に潜入していた、もう一人の男によって射殺されてしまう。その男もサリバンによって射殺され…主要人物の中で残された男はサリバンとティグナム巡査部長だけになってしまうが…

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マフィアのネズミだと知ったティグナム巡査部長はクイーナン警部の仇討ちとしてサリバンを射殺。まさにタイトル通り『DEPARTED』(逝っちまった奴ら)という展開になってしまった。殆どの主要登場人物が逝っちまってしまうのだが、そんな事をいちいち鑑賞後の記事で書く必要はなく観れば分かる事なのだが…敢えて書かせて貰ったのは『ディパーテッド』という作品が私たちに訴えかけたかったのは『逝っちまった奴ら』の生き様だったのか…私はこのタイトルの意味とは逆行している対比のような『一つの命』という存在こそが本作が伝えたかった事なのではないでしょうか…

宿った命

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『創造』と『破壊』、『生』と『死』といったように対比される言葉は一対として考えられる場合が多々あります。『逝っちまった奴ら』という残酷な物語の中でも『生まれる命』という奇跡がある。どいういう状況でも絶対に希望は残っている…と言うように聖書にある『パンドラの箱』を連想してしまったのは私の考えすぎなのか…

https://anothersideofyanagawakazuhiro.wordpress.com/2013/08/31/the-departed/

オリジナル版『インファナル・アフェア』では精神科医師と小説家という二人を足して2で割ったような人物だったマドリン。意外にもマドリンこそが腐敗した街ボストンで新たな命を宿らせるというキーパーソンを担っている。二人のキャラをまとめたマドリンの存在こそが三角関係という展開を生みだし作品に深みを出す事ができました。ただ本人も気付いていないが…果たして生まれてくる子供の本当の父親はどっちなのでしょうか…

父親は誰

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潜入捜査という誰にも打ち明ける事ができない悩みから大きなストレスを抱えていたビリー。この数年間でまともな人間はカウンセリングの医師だけだったと語っていたようにマドリンの前だけは本来のビリーに戻る事ができたのではないでしょうか。一方で本当の恋人であるサリバンはマドリンに対してどういう感情を持っていたのだろうか…冒頭でサリバンは結構な感じで女のケツを追っかけている。警察の中で出世するためには早くに結婚をした方が良いという事から品定めしていたと考えられます。そこそこのいい女であれば誰でも良い…といった感じだったのでしょう。マドリンはサリバンが自分に対し本当の愛情を持っていないという事を感じ取っていたのかもしれません。秘密主義で自分を隠そうとしている本当の恋人サリバンに対し自分だけに本当の姿を見せてくれるビリー。ビリーに惹かれてしまうのは当然なのかもしれません。作中ではビリーとのベッドシーンは描かれていたのに対し…サリバンは性的不能のような感じで描かれマドリンに慰められているシーンがありました。製作側が語っていないので真相は分からないが…マドリンの中に宿った命の父親はビリーであると私は思う。パンドラの箱の中に最後に残されていたのが『希望』であったように正義を貫いて死んだビリーの遺志こそが『新たなる命』に宿っていると私は信じたい。

軍師かんべえ

タイトルこそ『DEPARTED』ではあるが、その中に存在する『希望』こそが私たちに伝えたかった事ではないでしょうか…考えすぎかな?

封筒の中身

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ビリーがマドリンに渡した封筒の中には一体何が入っていたのか…おそらく皆さんが想像されている物だと私も思っています。コリン・サリバンこそがマフィアのネズミであるという証拠が入っていたのでしょう。ビリーは自分のアイデンティティを取り戻す為とサリバンの罪を告訴するためにコレから命がけの行動をする事になります。もちろんサリバンは自分の保身のためビリーの命を消しにくる事でしょう…ビリーはマドリンに『自分がもし死んでしまったら中を見てくれ』と頼んでいました。封筒の中身はサリバンがマフィアであるという証拠と共に一通の手紙が入っていたのではないでしょうか…『この証拠をティグナム巡査部長に渡してくれ』というメッセージが…

ティグナム巡査部長

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警察を辞めてしまったティグナム元巡査部長がどうしてサリバンがネズミであった事を知りえたのでしょうか…警察の中でもまだ誰も知りえない情報であるのに…答えは簡単です。ビリーが残した封筒の中にサリバンこそがネズミであるという証拠が残されていたからです。ティグナムは誰彼構わずに暴言を吐くようなクソみたいなキャラであるが…何故か上司でもあるクイーナン警部だけには従順な姿勢を通している。コレも語られないが過去に相当な恩でもあるのか…警察を辞めたのもクイーナン警部が殉職してしまった事が原因。最後はティグナムがクイーナン警部の仇討ちをした所で物語は終わります。オリジナル版には登場しなかったティグナムという人物だが…犯罪都市ボストンの中で誰が味方で…誰が敵なのか分からない状況で本当の自分を貫き…ある意味で平等に悪態を付いているティグナム巡査部長こそが最も人間らしい生き方をしていました。その彼が『逝っちまった奴ら』という物語の中で最後まで生き残った唯一の男だったのです。

ティグナム

お前のファイルのデータを消してやろうか!そうすりゃ、お前はただのマフィアの子分になっちまうぞ

軍師かんべえ

いやいや…ティグナムさん。そんな言い方はないでしょう(-_-;)徹頭徹尾を通して悪態キャラ…逆に好きかも

州会議事堂

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コリン・サリバンがこだわっていた建物が州会議事堂。高級マンションを契約するさいに決め手となったのがベランダから一望ができる州会議事堂であったし、訓練中も事あるごとに州会議事堂を眺めていました。サリバンは政治家になる事でコステロとは違う形でボストンを手中に収めようとしたのではないでしょか…しかし虚しくも願いは叶わずに一匹のネズミが横切ったところで…エンドロール。これはアメリカ人であるからこそ意味のあるカットで日本人である我々にはピンとこないかもしれません。マサチューセッツ州の州会議事堂…かつてボストンを支配していた兄弟がいました。兄はマフィアのボスで弟は上院議員…政治と暗黒街のTOPとして君臨していたのがバルジャー兄弟。コリン・サリバンはバルジャー兄弟を目指していたのでしょう…しかし結果は虚しくも一匹のネズミが横切る…サリバンは所詮は一匹のネズミでしかなかった…というオチでした。

軍師かんべえ

警察とマフィアは似たような存在という嫌味も込められてますし、政治家とマフィアも似た者同士という嫌味も込められている。それを目指した男はただのネズミでしかなかった…

コステロ

そんな事は分かりきっているだろう!だってアメリカはネズミの国だぜ!ミッ○ーマウス??

DEPARTEDの本当の意味

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『死者』『故人』『過去の』という意味を持つ『DEPARTED』私は『逝っちまった奴ら』と噛み砕いた訳し方をした上で3人の生き様を描いた作品であると考え…そして腐った世界の中でも『宿った命』という希望は存在する話だと捉えています。ココからは私の妄想が勝手に暴走するだけの話で話半分に読んで欲しいのだが…確かに私も死ぬのが怖い。まだ死にたくはないし…痛いのも、苦しいのも、嫌です。でも死ぬこと以上に怖い事があるとしたら…自分が自分でなくなる事ではないでしょうか…

失われたアイデンティティー

潜入捜査が終わったビリーは事あるごとにサリバンに願っていた事が『身分を返してくれ』でした。これは失ったものでしか分からない苦しみなのかもしれません。潜入捜査官になった時点でビリーは自分のアイデンティティを失われてしまいました。生きているけど存在していない…コレほど辛い事はないのかもしれません。ただ生活する上で不便というだけではなく、社会の中の歯車ですらないという虚無感。しかし私は絶対に失いたくないアイデンティティなのだが世の中には自ら拒絶しようとする人たちがいる事にビックリしてしまいます。しかしその人たちは自分たちのアイデンティティは拒絶したとしても生きていく上での保障は求めている…という勝手な生き物なのです。もう暴走入っていますので…(笑)誰かの支えなしでは生きていけない障害を抱えている人たちの事ではありません。ただ働きたくないという理由だけで生活保護を受けている人たちに言っているのです。残念ながら不正受給をしている人たちは日本でもたくさん存在している。我々の血税の一部がそんな奴らの手に渡っているのなら…って所で終わっておかないととんでもない発言をしてしまいそうなので…これで終わります。

軍師かんべえ

…って何で不正受給ができるのか…という理由は○○党が手続きをして票に繋げているから…そこが4人家族なら4票か…コワイコワイ

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総括

http://blog.livedoor.jp/mk7054-vol2/archives/56252511.html

香港映画のリメイク作品ではあるが実際ボストンであったFBIと犯罪組織の癒着事件を元に脚色されただけあってリアリティな作品となっている。おそらくこの要素がアカデミー賞作品賞に繋がっていったのでしょう。更に多民族国家であるアメリカだけにアイリッシュ系アメリカ人の問題を絡めたのが評価に繋がったのだと思います。香港版も日本版もそれなりに面白いのだが、こういった根深い問題が上手に絡めていないため作品として薄っぺらく感じてしまう。ココがハリウッド版と違う所で和久井映見や蒼井優が登場した所で、それぞれの恋愛話を見せられた…だけで終わってしまうのである。小日向文世もいい味を出しているのだがジャック・ニコルソンのようなサイコパス感は出し切れていない。ましてや香港版のマフィアのボスに関しては…

https://dolly9.com/departed-infernal-affairs/

全くもって知らない俳優だけに、ちょっとだけ可愛いオジサンとすら思ってしまった。日本で言うと誰だろう…西田敏行さんなんかはサイコパス感も出せるしアウトレイジでの極道はかなり怖くて迫力がありましたよね…

https://www.underwater-festival.com/ed00003/

釣りバカ日誌の浜ちゃんがイメージであっただけに、この極道とのギャップはかなり凄かったです…って何の話をしているんだ(笑)…って所でオツカレっす!

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