『ディパーテッド』を100倍楽しもう

軍師かんべえ

おはこんばんちわ(-ω-)/
管理人軍師かんべえです。
鑑賞前の予備知識!映画はもっと面白くなる。今回の作品はコチラ!

『ディパーテッド』を鑑賞されている方は
鑑賞後レビュー『モーっと楽しもう』にどうぞ

ディパーテッド

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/ikkoshinagawa/20200612/20200612075940.jpg

『いいか、誰も与えてくれない・・・
         自分で勝ち獲るんだ』

あらすじ

マサチューセッツ州ボストン、警察はこの町に蔓延する犯罪を撲滅すべく犯罪組織トップのフランク・コステロを標的としていた。警察は新人警官のビリー・コスティガンをコステロの犯罪組織に潜入させる。一方でコステロは警察組織の情報を筒抜けにするためスパイとしてコリン・サリバンを新人警官として潜り込ませていた…やがて警察もマフィアも内部にスパイがいることに気付きだすのであった…

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2006年:アメリカ公開
2007年:日本公開
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ウィリアム・モナハン
原作:アラン・マック、フェリックス・チョン
製作:マーティン・スコセッシ、ブラッド・ピッド
   ジェニファー・アニストン、ブラッド・グレイ 他
製作総指揮:G・マック・ブラウン、ダグ・デイヴィソン
      クリスティン・ホーン、ロイ・リー 他
出演者:レオナルド・ディカプリオ、マッド・デイモン
    ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーク 他
音楽:ハワード・ショア
撮影:ミヒャエル・バルハウス
編集:セルマ・スクーンメイカー
製作会社:ブランBエンターテイメント
     イニシャルエンターテイメントグループ 他
配給:ワーナーブラザース

ギャング映画の巨匠、マーティン・スコセッシ監督が贈るクライム・サスペンス映画『ディパーテッド』は2002年の香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品。ストーリーは『インファナル・アフェア』に忠実であるがアメリカのボストンが舞台となった事でアイリッシュ系アメリカ人が抱える人種問題にも焦点を当てていて社会的な側面が伺える作品でもある。第79回アカデミー賞作品賞の他に監督賞、脚色賞、編集賞の最多4冠に輝き、本作でレオナルド・ディカプリオは監督と3度目のタッグを組んでいる。2021年『Killers of the Flower Moon(原題)』で6度目のタッグを組むほどスコセッシとディカプリオとの相性は抜群と言える。

https://eiga.com/news/20200602/8/

ギャング映画の巨匠のマーティン・スコセッシがメガホンを取り、主演は相性の良いディカプリオ、既に香港で大ヒットした『インファナル・アフェア』のリメイク作品でアカデミー賞4部門を受賞…これで面白くない訳がない。上映は150分もあるが全く時間が気にならないほど内容が濃く中身も詰まっていて終始ハラハラドキドキが止まらないクライムサスペンスとなっている。リメイク作品がアカデミー賞を獲得という懸念はあるが…鑑賞すればそれも納得がいくはず。間違いなくアカデミー賞にふさわしい作品である…少しの知識だけで映画はもっと面白くなる!『ディパーテッド』を100倍楽しもう!

軍師かんべえ

最初の企画ではブラット・ピッドとトム・クルーズが主演候補として挙がっていたみたいですが年齢的に却下されたみたいです

ブラピ

プロデューサーとして本作に携わったんだけど…実はヒロイン役にケイト・ウィンスレットが挙がっていて、もし実現していたらタイタニックコンビが復活してたかもしれなかったんだ…

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インファナル・アフェア

https://www.hulu.jp/infernal-affairs

2002年トニー・レオンとアンディ・ラウのW主演の『インファナル・アフェア』。僅か4年後に『ディパーテッド』はハリウッド版としてリメイク公開されている…というかなり強引な感じではあるが…もちろんお互いに合意の上での事なのだろうが、まさかハリウッド版がリメイク作品では史上初のアカデミー賞の作品賞を獲ってしまうとは香港映画界も思っていなかったのではないでしょうか…

https://cinemore.jp/jp/erudition/2112/article_2113_p1.html

私の映画紹介では作品の良さは存分に伝えていくが、批判はしないのが紹介していく上でのスタイル。正しくは『しない』のではなく『したくない』が当たっている…どちらにしてもオススメしたい作品だけを伝えるというのが当ブログのコンセプト。その点を踏まえて敢えて語らせて貰うと…『ディパーテッド』を鑑賞する上で『インファナル・アフェア』は特に鑑賞する必要性はない…という事です。

鑑賞する必要はなし

https://blog.goo.ne.jp/goo0348_2007/e/91b7845aca4ca3247f0671d94b27edf9

勘違いして欲しくないが『インファナル・アフェア』は非常に面白い作品で設定、展開、脚本とどれも練りこまれていて、ストーリーだけでなく、トニー・レオンが渋くてカッコ良く…香港ノワールの代表的作品。おそらく日本の映画界ではココまでのクライム・サスペンスを作る事は不可能なのではないでしょうか…と思っていたら何とありました…ちゃっかり作っていましたね(笑)

https://www.fami-geki.com/vod/drama-doubleface-sennyu/

『ダブルフェイス 潜入捜査編/偽装警察編』の2部作がテレビドラマとして放映…早速鑑賞させてもらいました…これが日本版も中々と面白い。コレは設定で既に面白フラグが立っていたのかもしれません。オリジナル版も日本版もかなり面白い…その上で敢えて言わせて貰います。『ディパーテッド』だけを鑑賞すれば十分…どうしても気になる方や比較してみたいという方は『ディパーテッド』を鑑賞した後にオリジナル版と日本版を鑑賞してください。何故ならハリウッド版の完成度が非常に高いためコレだけで充分に満足できるからである。オリジナル版に対して言うべきセリフではないが…ネタバレになるので私的には『ディパーテッド』だけ鑑賞することをオススメします。

軍師かんべえ

やっぱりスコセッシ監督は凄すぎる。ただリメイクするだけでなく、社会的メッセージも加えたり、オリジナル版にはないキャラやサイドストーリーを付け加えた事で深みを出している。

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潜入捜査

https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/archive-doyou-youga/doyou-youga-068/

刑事ドラマなどでよく耳にする『潜入捜査』というワードだが『身分秘匿捜査』が正式な呼称。捜査の過程に於いて情報や証拠を掴むのが目的で自身の身元を偽装し、時には架空の身元を作り上げ対象からの信頼を得て捜査する手法。『潜入捜査』という面白展開はいかにも創作物向きでありドラマや小説などで取り扱われているが私たちが想像している以上に潜入する者にとっては大変に危険が伴う捜査というだけではなく…誰でも潜入捜査官になれる訳ではない。

圧倒的不利なビリー

https://jp.ign.com/the-departed-theater/33493/news/

『敵を欺く前に、まず味方から』

…という言葉があるように、情報が洩れてしまう可能性を防ぐため誰が潜入捜査官なのか警察内部でさえ伏せられている。もちろん警察官であるというデータも消されているため潜入捜査官が危険な状態に陥ったとしても仲間からの助力は一切に期待できず自力での解決が求められます。更に家族や親友から洩れる可能性がある事から潜入捜査官は孤独に生きてきた独り身の人物が適任者とされる。そのため潜入捜査が無事に終了したとしても以後の人生は心的障害になり一生苦しむ人も多いとか…

疑われたら時点で…死

https://mofumuchi.com/departed/

対象の人物やグループからの信頼を得る事が重要とあって、裏切者という事が発覚してしまうと、必要以上に恨まれてしまうため常に死と隣り合わせの日々を潜入機関中は送らなければいけない。もちろん、ただ潜入しているだけではなく証拠を探すという任務もある。常識が通用しない相手だけにバレたら…ではなく疑われてしまった時点で即、死に繋がってしまう。ディカプリオ演じるビリーは圧倒的に不利な状態で潜入捜査をさせられているかがご理解頂けると思います。

日本では違法

https://www.fujitv.co.jp/C-273/

こういったテレビドラマが放映されているため、日本でも潜入捜査官が存在しているような気がしてしまうが実は潜入捜査は原則的に日本では認められていません。なぜなら潜入捜査での犯罪証拠の収集は違法であると最高裁判所の判例があるからです。違法な行為で収集された証拠は例え犯人を示す100%の証拠であったとしても裁判では採用されません。諸外国では潜入捜査を認められている国もありますが日本では警察権力の抑止という理由から違法であると決定されています。捜査官の心的な部分や危険性という理由ではないのですね…警察コワっ!

レオ様

俺はいったい誰に相談すればいいんだ!家族もいない、仲間もいない…もう堪えられない!

軍師かんべえ

はいは~い!もうちょっと耐えてね…あともう少しだから。相当な報酬を貰わないと釣り合わないですよね。私は幾ら積まれても無理。

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州警察

https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00007ZZ9Z

マッド・デイモンが演じていたコリン・サリバンが所属していたのがマサチューセッツの州警察…という事でタイトルを『州警察』にしたが、ココでは日本の警察とは形態が違うため直ぐにピンとはこないアメリカ警察の組織について簡単に…もう1回だけ言います、簡単に説明していきたいと思います。

about:blank

アメリカは日本の都道府県とは違い50の州、つまり50の国から構成されている合衆国となっている。それぞれの州には州法があり、警察も各州に州警察が存在している。そして、州警察の下には日本で言う都道府県的な扱いのが存在する。この郡ごとに法執行官の長として配されているのが映画やドラマなどでよく耳にする保安官。州警察は各州で法律が違うだけに他の州の警察が関与してくる事はまずありえない。ただしアメリカ全土に於いての凶悪事件であったり、州をまたいでの事件となった場合に全ての州で捜査権を与えられているのが連邦捜査局であり、通称FBIとなっている。映画・ドラマあるある なのだがFBIと州警察と保安官は本当に仲が悪いの…と疑問を抱いてしまうが本当に仲が悪いみたいです。理由もそのままで州警察や保安官が地道に捜査して特定した犯人を逮捕時にだけ現れ自分たちの手柄として連行していくのがFBIらしい…だから非協力的だったりする

FBIの腐敗

https://www.hulu.jp/black-mass

1970年頃からFBIボストンオフィスのエージェントであるコリノーは犯罪組織のリーダーであるホワイティ・バルジャーと癒着していたという事件は世界に衝撃を与えた最も有名なFBIの汚職事件。バルジャーは政府にマフィアの情報を提供していた事で敵対組織であるイタリアン・マフィアに強い影響力を行使できるようになっていた。次第にホワイティは歯止めがきかなくなり絶大な権力を握るようにまでなっていく、ボストンで最も危険な男として当時はFBI史上最高の懸賞金2億4千万円がかけられたホワイティ・バルジャーの半生を描いたのが2015年に公開されたジョニー・デップ主演の『ブラック・スキャンダル』もちろん実話である。

ジャック

もう分かっているだろうが…バルジャーをモデルとして生まれたのが私だ!

軍師かんべえ

何が怖いかって言うと暴力団と警察が組んでいるってこと…それによって日常のバランスが保たれている生活って…何なのよ

https://www.meidaisha.co.jp/president/?p=5006

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アイリッシュ系アメリカ人

https://www.inj.or.jp/

アイルランドはかつて世界の各地に多くの移民を送り出していました。1840年代にアイルランドでジャガイモ飢饉が起こり多くのアイルランド人が北米に渡る事になったのが最初のキッカケでした。アメリカの東海岸マサチューセッツ州のボストンはアイルランド移民の街として有名で人口の1/4がアイリッシュ系アメリカ人となっている。

https://kaigai-otaku.jp/world/culture/othercountry001

今でこそ市民権を得たアイリッシュ系アメリカ人、米大統領をも排出するほど人口は膨れ上がっていくのだが移民当初はそれほど歓迎された訳ではありませんでした。アイルランド人はカトリック教と共に移民していたため新教徒プロテスタントのアメリカにとっては都合が悪かったのであろう。移民当初は大きな人種差別を受けていて、当時はまともな職に就けない人も多く存在した。アイリッシュ系に警察官消防士が多いのは当時は危険な職業として扱われていた事が理由となっている。

アイリッシュ・マフィア闘争

https://otocoto.jp/column/theirishman/

人が増えれば必然的に増えるのが犯罪である。ボストンではアイルランド人の増加と共にアイリッシュ・マフィアも幅を利かせてくるようになりました。そして支配力のある二つの犯罪組織の間で1960年代を通して起こったのがアイリッシュ・マフィア闘争。のちに生き残ったホワイティ・バルジャーがボストンを支配していく巨大マフィア集団を作っていくことになります。

軍師かんべえ

残念ながら今でもアイリッシュ系に限らず人種差別は残っている。本作の中でも少しだけだが触れられている問題で考えていかなければいけない

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2人が愛した女

https://anothersideofyanagawakazuhiro.wordpress.com/2013/08/31/the-departed/

オリジナル版『インファナル・アフェア』で出ていた女性小説家と女性精神科医の2人を足して2で割ったようなポジションのマドリン。スコセッシ監督が凄いところが、このマドリンをキーパーソンとして上手に使っている所。オリジナルにはない深みがマドリンによって持たされているのである。なぜタイトルは『ディパーテッド』なのか…マドリンにそれは隠されている…たぶん(笑)

『ディパーテッド』を楽しむポイント

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/ikkoshinagawa/20200612/20200612075940.jpg

2006年アカデミー賞作品賞を獲得した作品は作中でF〇CKなどの汚い言葉が237回も飛びかうという名誉すらも同時に獲得しました。王者『パルプフィクション』の271回には遠く及ばなかったものの歴代2位にまで上り詰めたロックな作品でもありました。オリジナルの『インファナル・アフェア』も日本版『ダブル・フェイス』も鑑賞する必要はない…と記事に書いておきながら言うのは大変に申し訳ないのだが同じ設定で同じストーリーではあるが、違う演出家と違う俳優で撮った場合の比較としては面白い結果が出たのではないでしょうか…相変わらずジャック・ニコルソンの顔芸は独特すぎて悪役をやらせたら右に出る者はいないであろうし、マッド・デイモンもディカプリオの演技もレベルが違い過ぎる。更にフ○ックな事しか言わなかったマーク・ウルバーグが演じたティグナム刑事こそが本作の影の功労賞である…『DEPARTED』とは日本語で『故人』『過去の』『死んだ』といった意味となる。このタイトルの意味とは…

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http://blog.livedoor.jp/mk7054-vol2/archives/56252511.html

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それでは素敵な映画の世界へ行ってらっしゃいませ

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