『SAW』をモーっと楽しもう

軍師かんべえ

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
『SAW』徹底解析 完全ネタバレ
なっております。賞前のお客様は
ご遠慮下さいませ

本記事は 『SAW』 の感想レビューとなっておりネタバレが含まれております。本編未鑑賞の方は予備知識編『100倍楽しもう』の記事をご確認の上で再度お越しください

SAW

https://ehime-suiken.jp/saw
2004年:アメリカ 日本公開
監督:ジェームズ・ワン
脚本:リー・ワネル
製作:マーク・バーグ、グレッグ・ホフマン、オーレン・クールズ
製作総指揮:ピーター・ブロック、ジェイソン・コンスタンティン 他
出演者:ケイリー・エルヴィス、リー・ワネル 他
音楽:チャーリー・クロウザー
撮影:デイヴィット・A・アームストロング
編集:ケヴィン・グルダード
製作会社:エボルーション・エンターテイメント
配給:アズミック・エース

今やホラー映画の中で最も成功した作品となった『SAW』シリーズ。2004年の第一作目の製作費120万ドル(1億3千万円)に対し興行収入が1億ドル(約110億円)という大成功を収め2017年には8作目となるジグソウ:ソウレガシーが公開された。8作目までのシリーズ総興行収入は8.7憶ドル(約950億円)とホラーシリーズの中では断トツと呼べる売り上げを叩き出している。ちなみに13日の金曜日が全13作品で3.7憶ドル(約406億円)を比べれば『SAW』シリーズがいかにモンスター級のホラー映画なのかが理解できます。

https://www.fashion-press.net/news/74119

2021年9月に日本では『SAW』シリーズ9作目となる『スパイラル:ソウ オールリセット』が公開予定となっている。既に全米では5月から公開されていて…なんとシリーズ総興行収入が10億ドル(約1100億円)の大台を突破。まさに快挙と言える売り上げになってしまった。一作目を製作している2004年の頃にまさか…ココまでの大ヒットホラー映画になるとは…監督のジェームズ・ワンと脚本のリー・ワネルは思ってもいなかったでしょう

https://cinemore.jp/jp/erudition/610/article_614_p1.html

実は一作目となる『SAW』は低予算で作られていた事は有名な話だがジェームズとリーは製作費を稼ぐためにオーストラリアで製作した短編映画を持ってハリウッドに乗り込んでいた…という話はあまり知られていない。この短編映画がスポンサーの目にかかり『SAW』の製作費を稼ぐ事になったが…それでも少ない予算で切り盛りしなければいけなかった…俳優のギャラを浮かせるため主演のアダム役を脚本のリー・ワネルが務めることになってしまう。

https://cinema.pakkan-blog.com/saw-tester

更に撮影ではリハーサルと称してカメラを回したり…とできるだけ撮影期間を短くすることで製作費を浮かせていたらしい。その結果なんと18日間で全部の撮影を終了させるという荒業を成し遂げたのですが…この早撮りが原因でとんでもない事が次々と発覚したのだ

https://saw-jiten.com/glossary/game/

殆どのシーンで取り忘れたカットが多数あることに編集中に気付くのである。俳優もバラしてしまいスケジュールも合わないといった事が起きてしまった。ジェイムズとリーは時にはカツラを被ったりして代役をこなし完成させたのであった…こういう事もあり一作目の『SAW』では『あっ…繋がっていない』といった不自然な事が起こっている。例えばアダムのシャツに付いていたシミが現れたり消えたり…とか(笑)なかなか気づかない部分ではあるが低予算映画ならではの御愛嬌という事にしておいてほしい…といったようにココでは『SAW』を既に鑑賞しているという前提で記事を作成しております。ネタバレ注意となっておりますのでご了承ください

軍師かんべえ

他にも車が変わっていたり…カメラが変わっていたり…左手で持っていたのが次のシーンでは右手になっていたり…とかとか(笑)

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ジグソウ

https://saw-jiten.com/glossary/event/

あくまでも既に鑑賞済という事なのでココで思いっきりラストのネタバレを考察してしまうが…完全に殆どの人が騙されたのではないでしょうか…二人の間にあった死体がまさか起き上がって来るとは予想すらできなかった…しかし何故か騙された事が非常に嬉しかった自分がいるのも事実。『ちくしょう…まだこんな手があったのか…』と大ドンデン返し映画を観るたびにニヤニヤしながら思ってしまう。このラストを見た瞬間に頭によぎったのが…

最前列

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女性刑事が語っていた『ジグソウは最前列で見るのが好きなようです』何となく気になる言葉なのだがバスルームに隠しカメラが隠されていた事で回収された気になっていた。ジグソウはいったい何時間ジッとしていたんだ?というツッコミはあるが…ヤラレタ感は満載。ジグソウはゴートンが勤めていた病院の患者ジョン・クレイマーだったのだが…実はジョンこそがジグソウだというヒントは作中に散りばめられていました

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貼られていた伏線

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ゼップが『彼は面白い人なんです』とジョンの事を説明するシーンで実はテーブルの上にあるノートにアマンダに仕掛けていたトラップのイラストが映し出されています。ただ本当に一瞬だけなので気付く訳がありません(笑) 更にジョンの手に注目して欲しい。放火魔マークの現場に置き去られていたペンライトを持っています。このカット1秒程度のもの…気付く訳がない(笑)

メッセージ

https://cinemaxina.com/saw/

ジグソウはゲームの参加対象者には『生きる意味』を改めて深く考えて欲しいという事からゲームが行われる最前列で観察していました。そしてもう一人このゲームの最前列で鑑賞している人がいます。それはスクリーンの前にいる私たちです。アメリカだけでなく日本においても年々 凶悪犯罪が増え続けている。数十年前ではゲス過ぎて考えられなかった犯罪が今では普通に起こっている現実があるのではないでしょうか…

https://pictogram-illustration.com/08-crime/0771-free-image.html

親が子を殺めたり…子が親を殺めたり…育児放棄に老人虐待とその手口までもが凶悪化している今日。『命』というものの尊さが薄れている中で『ジグソウ』が映画の中で問いかける『生きる』という謎かけ。ジグソウの目的は決して『殺し』ではない。ジグソウと同じ最前列でゲームを鑑賞した私たちは『命』に対してどのように感じていくのか…次に鑑賞されるのは貴方なのかもしれません…

軍師かんべえ

どんでん返しといい…メッセージ性といい…一作目はホントに神レベルの脚本。次作以降グロ度が増していくのでソッチ系が好きな方は是非ご鑑賞下さい。

アダム・フォークナー

https://cinema.pakkan-blog.com/favorite-acting

売れないカメラマンとして他人の生活を覗き見している…という無茶苦茶な理由でゲームに参加させられたアダム・フォークナー。ここで思い出して欲しいのがジグソウは無作為に参加者を選んでいたのではなく『生きる』事に対し軽んじている人間が選ばれる。そして必ず生き残るための手段が作られている。医者のゴートンは患者の命を軽んじていた事でゲームに強制参加させられ6時までにアダムを殺害する事が生き残るための手段でした…ではアダムがゲームに参加させられたのはどういった理由から何でしょうか…他人を覗き見していた?この理由ってジグソウの『生きる』に該当していませんよね。更にジグソウが録音したカセットテープの内容が…

おはようアダム。ここは地下室でお前は死ぬ。
お前はいつも物陰に身を潜め、他人の人生を覗いている。
だが覗き屋は鏡の中で何を見るか?
私に言わせれば、今のお前の姿は怒りと恐怖が混じり
ひたすら哀れだ。
お前は今日…自分の死を見るか…上手く逃げ出すかだ…

SAW アダムのカセットテープの録音内容

ゲームに参加させられた理由も不明確なら生き残るための条件も不明確。いったいアダムは何をしたら抜け出せるのか?アダムは他の参加者とは何かが違かったのではないでしょうか…それはアダムが見せていた不自然な行動から読み取る事ができます。

不自然な行動

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アダムはバスルームで目を覚まし状況を把握した時にとった行動が自分の身体に傷痕がないか…の確認。アダム自身は内臓を取られていないか…と言っていたが普通そんな事を気にする奴なんていない。しかし麻薬中毒者のアマンダの脱出ゲームを知っていたなら話は別でしょう。

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生きた人間の内臓の中に隠されていたカギを見つけ出しトラップを抜け出すというゲームで見事にクリアをしたアマンダ。このゲームを知っていたからこそアダムは自分に傷痕がないかを確かめていた…という事なら説明がつきます。他にもゴードンの脱出条件がアダム殺害と告げられた時も意外と冷静な態度を取っている。いかにも『まぁ…そういった所だろう』みたいな感じでジグソウの手口を知っているかのような態度を取っている。作中もゴードンのバックボーンが語られる事はあってもアダムはカメラマンという以外は謎に包まれている。何かが違うアダム…ただジグソウの協力者だったのでは?と考えれば全てのパズルが上手くハマってしまう…ジグソウだけに(笑)

協力者

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放火魔という事でゲームに参加させられていたマーク。彼は盗撮されていたのだが…いったい誰がマークを撮っていたのか?答えは簡単である…アダムがジグソウに頼まれマークを盗撮していたのである。ジグソウの正体でもあるジョンは余命僅かな病人であるため雑用係のゼップを通じてアダムに撮影を依頼していたのでしょう。つまりジグソウとアダムは共犯者だったのです。ただしアダムはパイプ役となっていたゼップがジグソウの正体だと勘違いしていたのです

http://lostory.seesaa.net/article/133235304.html

アダムは元警察官のタップにジグソウの正体を探るための依頼を受けていました。ゴードンの盗撮ではあったが…これは明らかにジグソウに対する裏切り行為。一見はジョンの主治医であるゴードンに対するゲームが本作の軸と捉えられるが本当のジグソウの狙いはアダムの裏切りに対する制裁だったのではないでしょうか。そして死体が立ち上がった時に全てを理解したアダムに告げられた最後の言葉が…

GAME OVER

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軍師かんべえ

この『ゲームオーバー』を言った瞬間に…あっ!コレはゴードンではなくアダムの物語だったんだ…と気づきました

GO TO SPIRAL

全てをリセットしアップデートした
《完全なる新章
ターゲットは全て…警察官

誕生から17年。スリラー映画『ソウ』シリーズは常に世界観を拡大し映画ファンを絶叫と熱狂の嵐に巻き込み続けた。そして2021年…過去8作をアップデート&リセットした《完全なる新章》が誕生!!“ソウフリーク”として知られるクリス・ロック、さらには怪優サミュエル・L・ジャクソンも参戦!監督を務めるのは『ソウ2~4』のダーレン・リン・バウズマン。J・ワン&L・ワネルが創造した原点『ソウ』の世界観を拡張した“育ての親”が、再びシリーズの再構築を成し遂げた!シリーズを愛し知り尽くす製作陣が創造したジグソウを凌駕する猟奇犯(サイコキラー)とは?彼が仕掛ける凄惨で新しいゲームとは?いま『ソウ』シリーズを鮮烈に過激にリセットする。新たなゲームも【最前列】から始まる。

映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト 9.10(fri)
軍師かんべえ

《完全なる新章》とかオールリセットとか謳っている訳ですから全作品を見る必要はなさそうですね。ソウレガシーまだ観てないんですよ

総括

気付けば どれだけ『SAW』について語っているのだろう…と思わず笑ってしまうほどの文字数となっていしまった。もし可能であるなら全くオチを知らない状態でもう一度鑑賞したいくらいラストの衝撃は凄まじかった。新作にどれだけ期待が持てるかは分からないがグロよりもストーリーで是非見せて欲しいものである。一作目はシリーズを通して比較的グロテスクなシーンは控え目ではあるが…それでも殆どがR-15指定。SAW3だけはR-18指定となってしまったが…実は当初は最も厳しいレーティングのNC-17(17歳以下は視聴禁止)に指定されていたとの事らしい。映画を観る際は身分証明書の提出が必要など細かいチェックが必要とされるため観客の層がが絞られてしまう事と映画館サイドの負担が大きくなるという理由からR指定まで引き落とすために問題のシーンをカットしていた…らしい。つまるところ…一作目の『SAW』もグロテスク映画やったんかーい!…といった所でオツカレっす!

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