『DESTINY 鎌倉ものがたり』をモーっと楽しもう

軍師かんべえ

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
『DESTINY 鎌倉ものがたり』
徹底解析 完全ネタバレとなっております
鑑賞前のお客様はご遠慮下さいませ

本記事は 『DESTINY 鎌倉ものがたり』 の感想レビューとなっておりネタバレが含まれております。本編未鑑賞の方は予備知識編『100倍楽しもう』の記事をご確認の上で再度お越しください

DESTINY 鎌倉ものがたり

2017年:日本公開
監督:山崎貴
脚本:山崎貴
原作:西岸良平『鎌倉ものがたり』
製作:今村司、市川南、加太孝明、船越雅史 他
製作総指揮:阿部秀司
出演:堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、市川実日子
   田中民、ムロツヨシ、要潤、鶴田真由、國村準
   薬師丸ひろ子、三浦友和、中村珠緒 他
音楽:佐藤直紀
主題歌:宇多田ヒカル『あなた』
撮影:柴咲幸三
編集:宮島竜治
製作会社:ROBOT
製作会社:『DESTINY 鎌倉ものがたり』製作委員会
配給:東宝

日本の映画界をリードしている監督と言えば真っ先に頭に浮かぶのが山崎貴『ALWAYS3丁目の夕日』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』『寄生獣』『海賊と呼ばれた男』『ドラゴンクエスト・ユアストーリー』『アルキメデスの大戦』『ルパン三世』良くも悪くも話題になっている作品ばかりで…ヒューマンドラマもあれば歴史映画やSFやアニメもあるといったようにジャンルを問わないスタイルは素晴らしいの一言。

『3丁目の夕日』で日本中を感動の渦に巻き込めば…『ドラゴンクエスト』では大炎上を巻き起こし…『STAND BY MEドラえもん』でドラ泣きといった言葉が生まれたかと思えば…続編で大失態を侵す…といったように浮き沈みが非常に激しいのも山崎貴監督の特徴。ただ個人的にはドラクエは良かったんだけどなぁ…と思っているんだけど世間はダメ評価を下してしまった(笑)

それでは『DESTINY 鎌倉ものがたり』の評価はどうだったのだろうか…私は非常に好きな映画だったのだが世間的には賛否両論の微妙な評価だったみたいです。特に評価が大きく分かれたのが高畑充希のブリっ娘演技。確かにヤリ過ぎ感はあるのだが原作通りだし…監督の要望でもあったみたい訳だから仕方がないと言えば仕方がないのだが…

このイチャイチャ演技は確かに鼻に付く人がいる…というのも理解できるが個人的には非常に『好き』誰が何と言おうと私は大好きで高畑充希を初めて可愛いと思った。だから本作からは肯定的な感想しか出てこない。ただ勘違いされている人もいるので敢えて言わせて貰うと、このイチャイチャ演技は監督が『周りが困ってしまうほどラブラブな演技をして下さい』と堺と高畑に要望したとのこと。それは何故なのか?『DESTINY 鎌倉ものがたり』には色々な夫婦の形が表現されています。その中で一色夫婦は誰もが羨むような愛し合う夫婦というスタンスだったので過剰なラブラブ演技を要求されていたのでしょう…といったようにココでは『DESTINY 鎌倉ものがたり』を既に鑑賞しているという前提で記事を作成しております。ネタバレ注意となっておりますのでご了承ください

軍師かんべえ

12歳下の女性と結婚…それだけで勝ち組やん!私も『先生』と呼ばれたい(笑)

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夫婦の形

現在は独身ではあるが一応は一度は結婚経験があるので『夫婦』という形は知っているつもりではいる。夫婦という関係が良いのか悪いのかは人それぞれ…という逃げのコメントしかできないがホントにそういったアドバイスしかできないのである。それは夫婦は所詮は赤の他人だからである。出会ってスグに結婚する夫婦もいれば…幼馴染みで昔から一緒にいるのに結婚していないカップルもいたりする。人がそれぞれ違うように夫婦という形もそれぞれで正解はないのである。『DESTINY 鎌倉ものがたり』にも一色夫婦以外にも色々な夫婦が出ていました。

病死した妻を追いかけて黄泉の国に行ってしまった父親の宏太郎。この行動から妻の絵美子をいかに愛していたかが想像できます。そして絵美子もいかにも昭和初期の女性といったように夫を支えながらも三歩後ろを…みたいな古風な日本女性でした。幼い子供を残し黄泉の国での暮らしを選んだ事に関しては疑問を抱いてしまうが理想と言えば理想の形なのではないでしょうか…

愛する妻と幼い子供を残し病気で死んでしまった本田は魔物に転生することで遠くから家族を見守っていました。この想いも一つの形なのかもしれません。本田は病気が発覚した時に自分の身体よりも残される家族の事を真っ先に考えていました。夫の死によって終わろうとしている夫婦の形…そして新しい夫婦の形も生れようとしていました

これから花を咲かせようとしている夫婦の形。彼の決意は固く例え自らが犠牲になろうとも愛する人を守る覚悟を見せてくれましたが少々 気が早すぎませんか?まだ旦那が亡くなって間もないのに…堤真一には申し訳ないが恋愛に発展していこうとしている瞬間こそが一番楽しい時期でもあり一番熱い時期でもある。そしてその真逆の夫婦の形だったのが…

完全に二人の関係は冷めきってしまった…という形。卑屈になるかもしれないが世の中の夫婦の大半って気持ちの面では殆どがこの冷めきった形なのではないでしょうか…ここまで色々な夫婦の形を紹介してきましたが…本作の中で一番理想と思えた仲睦まじい夫婦がコチラの2人

死んだにも関わらずニコニコと笑顔で話しかけてくる橋爪功と吉行和子が演じる老夫婦。これだけで生前に二人がどういった形の夫婦だったかが想像できますよね。この歳になっても寄り添い合う夫婦を見ると結婚も良いものなのかなぁ…と考え直してしまいそうですね。『DESTINY 鎌倉ものがたり』では色々な夫婦がそれぞれの形を持って表現されていました。愛し合う夫婦に信頼し合っている夫婦、冷めきった夫婦、終わってしまう夫婦、始まっていく夫婦…と様々です。では何故?たくさんの夫婦が本作に登場してきたのか…それは本作のテーマでもある『DESTINY』運命と大きく関係していたのではないでしょうか…

軍師かんべえ

『運命』とは何なのでしょう?決して定められた未来ではない…そこには切り開くことで自ら望む未来が待ち受けている事がある…それこそが『運命』なのです

DESTINY

正和と亜紀子は前世で何度も何度も巡り合い…そして夫婦となっていた。確かにコレは運命と呼べるのかもしれない…しかし私は運命の定義は読んで字の如く『運ばれる命』と解釈している。人生には様々な選択肢があり常に未来は白紙状態なのです。人との出会い…生き方、心の持ち方で未来は自らの手で切り開く事ができる…その切り開いた未来こそが『運命』なのです。

では正和と亜紀子は現世でも偶然にも出会っている。これは運命なのか?切り開いてないのでは…と思ってしまうが実は二人の出会いは偶然ではなく想いが生んだ必然だったのである。それは天頭鬼が亜紀子に語った『生まれる年も月も十数年とズラしてやったのに…あっけなく夫婦になりやがって!』が証明してくれています。天頭鬼によって巡り合わない様に仕組まれたのだが二人は出会ってしまっている…コレは二人の心の奥底に眠る意思が巡り合わせたのだと思う…まさに障害を乗り越えての運命であり…愛の奇跡なのかもしれない。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』本作で監督が伝えたかったメッセージはタイトルの『DESTINY』つまりは『運命』である。そして運命は切り開くことができるのである。未来はまだ白紙状態で何色に染まるのかは今後の貴方の言葉や行動、習慣、そして人格によって決まるのです。

軍師かんべえ

こういう言葉もある事だし…人生を良い方に変えてみませんか?

『あなた』宇多田ヒカル

あなたのいない世界じゃ
どんな願いも叶わないから
燃え盛る業火の谷間が待ってようと
守りたいのはあなた

あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代り映えしない明日をください

一日の終わりに撫で下ろす
この胸を頼りにしてる人がいる
くよくよなんてしてる場合じゃない

Oh ただの数字が特別になるよ

あなたと歩む世界は
息を飲むほど美しいんだ
人寄せぬ荒野の真ん中
私の手を握り返したあなた

あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代り映えしない明日をください

戦争の始まりを知らせる放送も
アクティヴィストの足音も届かない
この部屋にいたい もう少し

Oh 肌の匂いが変わってしまうよ

あなたの生きる時代が
迷いと煩悩に満ちていても
晴れ渡る夜空の光が震えるほど
眩しいのはあなた

あなた以外思い残さない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代り映えしない明日をください

何度聞かれようと
変わらない答えを
聞かせてあげたい

なんと言われようと
あなたの行く末を
案じてやまない

終わりのない苦しみを甘受し
Darling 旅を続けよう
あなた以外帰る場所は
天上天下 どこにもない
軍師かんべえ

映画の脚本を読んだうえで宇多田ヒカルが楽曲を製作したとのこと…主演の堺雅人は『楽曲を聴く前に演技したのが悔しい…この曲を聴いたうえでもう一度演技したくなった』とコメントしている。

総括

漫画『鎌倉ものがたり』の独特の世界観を守りつつも映画ならではのファンタジー世界も取り入れ老若男女問わずに楽しめる作品に仕上がっていました。原作を読破されていた方なら あのエピソードはアレから…このエピソードはコッチから…とニヤケが止まらなかったのではないでしょうか

実は映画公開に合わせて原作エピソード集上下巻が発売されているので気になる方はお近くのBOOKOFFへ…私は運よく見つけることができました(笑)

さて映画版『DESTINY 鎌倉ものがたり』実に豪華キャスティングで個性の強い俳優陣を起用していたのだが…主役である堺雅人と高畑充希を立てつつも各々がしっかりと個性を発揮していた非常にバランス良く作られていました。死神役を演じた安藤サクラが絶賛を受けていたが…私的には貧乏神を演じた田中泯の演技に目を惹かれました。やはり良い映画には良い脇役が多数いるものである。裏話としては編集に結構な時間が掛かってしまい公開日に間に合うのか…と役者陣もヤキモキしていたらしい。

なぜ編集が遅れたのか…それは初日舞台あいさつの日に発覚してしまうのである。死神役を演じた安藤サクラが『印象に残ったシーンは?』という質問を受けた時に『エンドロールに私が出てきたのにはビックリしました…だって私あんな撮影していないのに…』と驚きの発言。すかさず山崎監督が『あれはフルCGなんです』と明かす。撮影の合間に全員分のスキャンデータを集めたそうで『DESTINY2は誰も呼ばなくても作れちゃいます(笑)』と発言したそうです。この発言に俳優陣は『そんな事をしてるから間に合わなくなるんだ!』と一喝(笑)…といった笑い話があった所でオツカレっす

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