『ミッドウェイ』を100倍楽しもう

軍師かんべえ

おはこんばんちわ(-ω-)/
管理人『軍師かんべえ』です。
映画ライフを楽しんでますか!鑑賞前の予備知識!これで映画はもっと面白くなる。今回の作品はコチラ!

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ミッドウェイ

2019年:アメリカ公開 2020年:日本公開
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:エド・スクライン 豊川悦司

『インディペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が太平洋戦争のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を描いた戦争ドラマ。『ハリウッドの破壊王』の異名を持つエメリッヒ監督がミッドウェイ海戦を完璧に再現してみせただけでなく今までの戦争映画とは違う新たな要素をふんだんに盛り込んだ渾身の一作。
予備知識を入れるだけで『ミッドウェイ』がもっと面白くなる!

あらすじ

1941年12月7日、日本軍は戦争の早期終結を狙う連合艦隊司令官・山本五十六の命により、真珠湾のアメリカ艦隊に攻撃を仕掛ける。大打撃を受けたアメリカ海軍は、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツを新たな太平洋艦隊司令長官に任命。日米の攻防が激化する中、本土攻撃の脅威に焦る日本軍は大戦力を投入した次なる戦いを計画する…

登場人物

史実を基に創られた『ミッドウェイ』とあって登場人物は太平洋戦争では実際に実在していた…というのは当然なのだが過去に創られた太平洋戦争を題材とした戦争映画と違うのは『真珠湾攻撃によるアメリカのリベンジ』という描写ではなく日米双方に国を愛し、大切な誰かのために戦う男たちがいた…という敬意が捧げられている。そのため戦争映画ならではの迫力ある戦闘シーンだけではなく本作は登場する人物たちの熱い思いをも描いている作品

軍師かんべえ

熱き男たちを知れば『ミッドウェイ』はもっと面白くなる!

ディック・ベスト 大尉

親友を真珠湾攻撃で亡くし仇討ちに燃えるパイロット。独断的な欠点を改め一流の飛行技術を持った真のリーダーへと成長していく。本作の主人公。(公式サイトより)

チェスター・ニミッツ 大将

真珠湾攻撃後に政府からキンメル大将の後任として不屈の精神を買われて太平洋艦隊司令長官になるよう任命。真珠湾攻撃で受けた敗北のショックからの士気高揚を図る有能な指揮官。(公式サイトより)

エドウィン・レイトン 少佐

太平洋艦隊情報部のレイトンは開戦前に『明日に出も日米戦争になる…』とキンメル大将に警告するが取り合ってもらえず多くの犠牲者を出したことに対し責任を感じている。ミニッツが司令長官に任命されると通信諜報(暗号解読など)を担うことになる。(公式サイトより)

ジミー・ドゥーリトル 中佐

真珠湾攻撃後に日本への報復として初の日本への本土空襲を指揮。生還率50%といわれた作戦に、すべての部下が彼を慕って参加した。(公式サイトより)

ウィリアム・ハルゼー 中将

空母エンタープライズ指揮官。現場主義で上層部との軋轢もあるが、部下たちに父親的存在として慕われている。(公式サイトより)

山本五十六 海軍大将

日米開戦に否定的だったが、時代の流れの中で、早期の戦争終結を狙い真珠湾攻撃とミッドウェイ海戦を構想し総指揮を執る(公式サイトより)

南雲忠一 中将

真珠湾攻撃で大戦果をあげながらも第2撃を行わず壊滅できたはずの米艦隊を蘇らせた。保守的な指揮が一部の反感を招いている。(公式サイトより)

山口多聞 少将

有能で情熱的な日本帝国海軍希望の星。準備期間が短いことなどから「MI」作戦には反対の立場だったが勇戦した。(公式サイトより)

太平洋戦争

太平洋戦争とは第二次世界大戦の局面の一つで大日本帝国やドイツ国などと連合国(イギリス帝国、アメリカ合衆国など)の戦争における日VS米の対局を連合国側から見た呼称。日本側の名称は大東亜戦争。日本時間1941年に開戦 日本時間1945年8月15日に終戦

『ミッドウェイ』では開戦からミッドウェイ海戦に至るまでの経緯を矢継ぎ早に進めているため太平洋戦争の細かい経緯を知っているのと知らないのでは理解に大きな差が出てきます。太平洋戦争を知る事で『ミッドウェイ』はもっと面白くなる!

軍師かんべえ

教科書では教えてもらえない『太平洋戦争』をココではピックアップ!

なぜ太平洋戦争は起きた?

まず『なぜ太平洋戦争は起きた?』を説明する前に皆さんの現在持っている常識を『1940年代の常識』に変えてもらう必要があります。なぜなら現在の考え方では理解困難な事を当時は常識として扱っていたからです。1940年代の世界は『弱肉強食』の時代で強い国家が弱小国家を侵略し植民地化にすることで資源を得ていた。強い国家こそが『正義』であり敗戦国は『弱いから負けた』という時代。

スレッガー中尉

悲しいけど…これ戦争なのよね

第二次世界大戦前の東・東南アジアの分布図を見て貰えばご理解いただけるかと思いますが殆どの国がヨーロッパやアメリカによって植民地化されています。日本も日清戦争や日露戦争、第一次世界大戦で戦勝国だったという事で本土以外にも朝鮮半島、満州国、台湾など領土を拡大させていました。しかし欧米列国に対抗していくには更なる領地拡大が必要だったのです。そこで大日本帝国が目を付けたのが…

中国だったのです。

1937年 日中戦争が開戦することになるのですが…ここで大日本帝国の領地拡大を阻止するのがアメリカだったのです。実はアメリカも中国に対する利権を狙っていた事もあり日中戦争では中国側のバックアップに回る事で日本は苦戦をしてしまうことになるのです。更にアメリカは大日本帝国に対しての経済封鎖を各国に呼びかけ石油の輸出を凍結させてしまったのです(ABCD包囲網)。日本の外務大臣と米の国務長官が交渉を繰り返すが折り合いがつかず遂に大日本帝国は奇襲という形で1941年の12月8日にアメリカと開戦に至ったのです。

軍師かんべえ

欧米列国がアジアを植民地化している中で第4勢力となる大日本帝国が力を付ける事をアメリカは脅威と考えていたのでしょうね

真珠湾攻撃

開戦前までアメリカとの戦争を反対していたのが真珠湾攻撃での総指揮を執っていた海軍大将の山本五十六。しかし戦争不可避と判断するや大国アメリカに勝利するためには真珠湾への奇襲作戦のみである…と軍に進言。山本五十六は「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」「瑞鶴」「翔鶴」といった大型空母6隻と戦艦2隻、巡洋艦3隻を主力とし戦闘機120機、攻撃機144機、爆撃機135機の合計399機という総力戦でハワイを目指している。これは大国アメリカと長期戦に持ち込めば国力差から確実に負けると判断したため『短期決戦』で終結させようと山本五十六はこの戦争を想定していた。

真珠湾攻撃は失敗だった

『ニイタカヤマニノボレ』『トラ・トラ・トラ』でも有名な真珠湾攻撃。真珠湾に奇襲という形で太平洋戦争は開戦に至るのだが攻撃直前まで日本軍部はアメリカとの交渉を繰り返していた。しかしアメリカ国務長官コーデル・ハルが要求した条件(ハル・ノート)は大日本帝国が到底納得するような条件ではなかったため遂に真珠湾沖近くに待機していた攻撃艦隊に奇襲への暗号『ニイタカヤマニノボレ』が送られてしまう。そして奇襲部隊が真珠湾の侵入に成功した暗号が『トラ・トラ・トラ』「ワレ奇襲ニ成功セリ」という意味。

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アメリカ側の損害は戦艦5隻が沈没、戦艦4隻・巡洋艦3隻・駆逐艦3隻が損傷、航空機188機が破壊、戦死・行方不明者が2300人。これだけみれば真珠湾攻撃は大成功だった…としてしまうのだが…

南雲忠一中将

『よし!これだけ叩けば十分だ!無傷で日本に帰るぞ!』

五十六海軍大将

『おい!第二攻撃は?何故…第二攻撃をしない?』

山本五十六海軍大将の狙い

大国アメリカとの開戦に当初は反対をしていた山本五十六海軍大将が『奇襲』という戦法を取った理由は真珠湾の港を完全破壊する事で太平洋でのアメリカの活動を不能にするアメリカ国民の士気を下げるといったのが目的。たしかにアメリカは大きな損害ではあったが真珠湾の港は修復可能でアメリカの工業力をもってすれば数か月で回復できる程度だった。更にアメリカに滞在していた日本大使の不手際で宣戦布告が奇襲後になってしまった事でアメリカ国民は激怒。『Remember Pearl Harbor』(真珠湾攻撃の事を忘れるな!)とアメリカ国民の戦争に対する士気を逆に上げてしまう効果になってしまった。

大東亜共栄圏

『真珠湾攻撃』と同時進行されていたのが『大東亜共栄圏』

欧米列強国に植民地化されていた東・東南アジアの国々をその支配から独立させ、大日本帝国、満州国・中華民国を中心とする国家連合を作り上げようとしたのが『大東亜共栄圏』。真珠湾攻撃で殆どの海軍が出兵していた事によりアジア諸国の植民地解放のための進軍は陸軍で行われた。

『大日本帝国ヤバくねぇ~』
いやいやいや…陸軍 強すぎるでしょ!勝利に次ぐ勝利で東南アジアの殆どの国を解放していくことに…

東南アジアの解放で役立った物が…なんと『自転車』

ドゥーリトル空襲

連敗に次ぐ連敗で欧米列強国が恐れていたのが国民の士気。特にアメリカは真珠湾の奇襲もありリベンジに燃えていたところに大日本帝国の快進撃を目の当たりにしてしまう事になる。少しでも国民の士気を高めるために行われたのがドゥーリトル作戦

2001年公開のパールハーバーでも語られていたが日本へのリベンジとして行われていた作戦がドゥーリトル作戦。日本の快進撃に対し国内の戦意を高めようと日本本土への空襲を企て航続距離の長い陸軍の中型爆撃機B25を空母に載せ日本本土を奇襲する作戦を立てた。指揮を命じられたジミー・ドゥーリトル中佐は日本軍の哨戒線ぎりぎりまで近づいた空母ホーネットから16機のB25を率いて飛び立ち日本本土へ爆撃することに成功。ドゥーリトル爆撃隊は当初から空母への帰還を考えず中国大陸に離脱した後、搭乗員はパラシュートなどで脱出。しかし8人が日本軍の捕虜になり3人は処刑された。

この作戦は予想以上にアメリカ国民の士気を高めただけではなく、日本国民へ大きな不安を与える事になる。

ドゥーリトル中佐

見たか!その気になれば日本本土にも爆撃できるぞ!

やばいぞ!アメリカが息を吹き返してきてる…次なる作戦を!

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ミッドウェイ海戦

『大東亜共栄圏』により領地を次々と拡大していく中でアメリカが行ったドゥーリトル作戦。これは空母から日本本土への攻撃ができるという証明になりました。よって山本五十六海軍大将は今後の目標をアメリカ空母の破壊とするのです。空母さへ破壊してしまえば日本本土の周辺の島々は日本が抑えている訳ですから本土への攻撃が出来ない…と判断したためである。しかしアメリカ空母が現れない限り攻撃は出来なかったため…目につけたのが『ミッドウェイ島』でした。

ハワイの北西に位置するミッドウェイ島を抑える事でアメリカの拠点であるハワイをいつでも攻撃できるようになります。もしハワイが落ちる事になるとアメリカは本土からしか艦隊を送る事ができなくなるため死に物狂いでミッドウェイ攻略を阻止してくるはず。そこに大日本帝国は総力を持ってアメリカ母艦を撃破するのが作戦の目的。

軍師かんべえ

開戦からミッドウェイ海戦までお分かり頂けたでしょうか?ここまで抑えて置くと映画はもっと面白くなりますよ!

『ミッドウェイ』を楽しむポイント

超高度な情報戦

アメリカ側からみたミッドウェイ海戦は真珠湾攻撃へのリベンジだった事からアメリカでは人気の題材で多くの作品を残してきている。その中で今作のミッドウェイが注目したのが、この戦いは『超高度な情報戦』だったという点。真珠湾攻撃を予測しておきながら軍に強く進言できなかった事を悔やんでいる米情報将校エドウィン・レイトンが太平洋上で命がけで戦っている兵士と同様にオフィスで『命がけで暗号を解読』しているシーンに注目して欲しい。

南雲忠一 中将に注目

詳しく書くとネタバレになりますので…大日本帝国軍で注目して欲しいのは南雲忠一中将…とだけ書いておきます。

映画館で観るべし

この大迫力な突撃シーンはスクリーンで観るべし! 撃墜した時に思わず『よし!』と叫んでしまった事は…また別の話…

鑑賞前まではニミッツ大将が主人公かと思っていたのですが始まったら思いっきりベスト大尉が主人公。このベスト大尉が人間くさくて…ドラマ性があって…愛・友情の全てをこの作品で物語らせています。全くと言って鑑賞前の記事で語らなかったのですが…彼が主人公ですから( ̄▽ ̄)鑑賞後の『モーっと楽しもう』でベスト大尉のドラマを思う存分語っていきたいと思います。

軍師かんべえ

それでは素晴らしい映画の世界に
『いってらっしゃいませ』

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