『レヴェナント 蘇えりし者』をモーっと楽しもう

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
ココでは『レヴェナント 蘇えりし者』徹底解析
完全ネタバレとなってますので
鑑賞前のお客様はご遠慮下さいませ。

『レヴェナント 蘇えりし者』

アメリカの西部開拓時代を生きた
実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と
彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いた作品

いかがだったでしょうか?所々『うん?』と
疑問を抱くシーンがあったものの
2度目3度目と繰り返し見た時に理解できる
メタファー要素がこの映画にも満載
この記事では私なりの解釈で解析したいと思います。

~メタファーとは~
暗喩・隠喩ともいい、『たとえ』の表現
例)ハト⇒平和の象徴
『街からハトは消えた』⇒平和が壊された

レヴェナントの最大のメタファー

自然=神

私が本作を観て、まず圧倒されたのが
時には癒され…時には厳しくもある自然の映像美
本作のこだわりは言うまでもなく
『自然光での撮影』
そこまでして映し出したかった『自然美』こそが
本作の最大のメタファーと言ってよいでしょう

壮大な自然の前にすれば人間がいかに無力なのか…
神々しい大自然の中に醜い人間がもがいている
と感じてしまったのは僕だけでしょうか?

時には凍てつくほどの極寒に襲われたり
激流の川に流されたり…と厳しくもある自然だが

時には大地や水の恵みに空腹を満たす事もありました

まさにそのもの…

ラストでグラスはフィッツジェラルドに
『復讐は神の手に委ねる…』と彼を川に流します
そして彼は神の手(川の流れ)により
アリカラ族の手に渡り裁きを受ける事になりました

復讐は神の手に委ねる

ラストでこの言葉をグラスから言った時
『え!なんで?』と感じたのが正直な感想
結局は川下にアリカラ族がいて裁かれるのですが…
あんな過酷なサバイバルを耐えてこれたのは
フィッツジェラルドへの復讐心だけじゃないの?
…と疑問に思ったのでググってみて納得しました

『復讐するは、我にあり』

https://filmaga.filmarks.com/articles/734/

旧約聖書に出てくる一文で簡単に説明すると
この言葉は神様が言っているそうです
『復讐は神がする仕事ですよ』

この言葉の意味は理解できましたが…
なぜ?自らの手で復讐を果たさなかったのか…

神の手に委ねた理由

『息をしろ。息をし続けろ。』
冒頭にグラスの妻が彼に語りかける言葉で
彼女は『生きろ!生き続けろ!』とグラスに
語りかけているようでした

復讐を果たした先に何が待っているのか?
息子は帰ってこない…生き返らない…
その先には孤独と虚無感しか残らない
裁きは神に委ねるのだ…そして生きよ

冒頭だけではなく作中の至る所でこの言葉は
グラスに語りかけていたのですが
復讐を果たす寸前でグラスは
この言葉の本当の意味を理解できたのだと思います

もし自らの手で復讐を果たしたのなら
その後にくる孤独…や虚無感に襲われ
彼は自らの手で死を選んだのかもしれませんね

因果応報とはよく言ったもので
フランス人から救いだした先住民の女が
アリカラ族が探していたポワカ
何となく…そうなんだろうなと
思っていたのですが…ここで伏線回収
ただ…『次に会った時は殺すからな』
目で訴えていました…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ラストのグラスのカメラ目線

ラストシーンで妻の幻影を見た後
表情が穏やかになり…カメラ目線でエンドロール

もうビックリ…最後にもブッ込んできやがった
カメラ目線になったという事は
我らに何かのメッセージを送ったと想像できる

こればっかりは…各々が感じた事が正解で答えはない

『不正コピーはするなよ!』という冗談は置いといて

私個人的な見解は
ここで『レヴェナント』の最大のメタファー
『自然=神』に繋がっているのではないでしょうか?

人間は科学の進歩により様々な物を作り出してきた
いわば神的な存在と言えます
作中で映し出された自然(神)は
時には『脅威』となって襲い掛かり
時には『恵み』となって救いとなっていました

グラスは最後に神の手に委ねましたよね
これは現在の私たちに…
この世界を委ねたと…託されたと考えれば

『脅威』となりますか?
『恵み』となりますか?

…と問いかけていたのではないでしょうか

総括

今まさに自然の脅威が私たちの世界を襲っている
特に今年は水害が酷く…水没した地域もありました
更にコロナの脅威も重なり
まさに『神』の逆鱗に触れたかのような現象が
次々と襲い掛かっています

私たちは試されているのでしょうか?
最後にグラスが問いかけたように
『脅威の道を行くのか…』
『恵の道を行くのか…』
私は『恵』の方に行く行動したい
あなたは…どっち?
何もしないは『脅威』の方ですよ

まさに名作でした…何回この映画を観たのやら…
不思議と1回目より2回目の方が魅入っていたり
3回目になると…あれこれテーマを考えたり
4回目は記事制作用に観たので
細部のこだわりなんかも発見できました
何回観てんだよ!と思いでしょうが
これが…何回観ても面白いんですよ(^▽^)/
まぁ…心残りは映画館で観たかったですね

今回も長文失礼いたしました
それでは…
またのお越しをお待ちしております

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