『GODZILLA vs KONG』をモーっと楽しもう

軍師かんべえ

おかえりなさいませ(*- -)ペコリ
『GODZILLA vs KONG』
徹底解析 完全ネタバレとなっております
賞前のお客様はご遠慮下さいませ

本記事は 『GODZILLA vs KONG』 の感想レビューとなっておりネタバレが含まれております。
本編未鑑賞の方は予備知識編『100倍楽しもう』の記事をご確認の上で再度お越しください

GODZILLA vs KONG

https://virtualgorillaplus.com/movie/godzilla-vs-kong-kaiju-thumb/
2021年:アメリカ公開、日本公開
監督:アダム・ウィンガード
脚本:エリック・ビアソン、マックス・ボレンスタイン
原案:テリー・ロッシオ、マイケル・ドハティ
   ザック・シールズ
原作:東宝『ゴジラ』
   エドガー・ウォーレス、メリアン・C・クーパー
   『キングコング』
製作:トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ
   ブライアン・ロジャース、メアリー・ペアレント 他
製作総指揮:ジェイ・アッセンフルター、ダン・リン 他
出演者:アレクサンダー・スカルスガルト
    ミリー・ポピー・ブラウン
    レベッカ・ホール、小栗旬 他
音楽:ジャンキーXL
主題歌:MAN WITH A MISSION『IN TO THE DEEP』
撮影:ベン・セレシン
編集:ジョシュ・シェーファー
製作会社:ワーナーブラザース
     レジェンダリーピクチャーズ
配給:ワーナーブラザース・ピクチャーズ
   東宝

2020年3月に公開予定されていた『GODZILLA vs KONG』は新型コロナウイルスの影響により延期に次ぐ延期を重ね結果的に日本での公開は世界で最も遅い2021年7月となってしまった。アメリカや中国では日本より4カ月も早い2021年3月に公開された事でSNSなどでネタバレを喰らうという事件が多発。その多くのネタバレの内容が…メカゴジラの登場であった

https://takmo01.com/why-mechagodzilla-rampage-7034

1974年『ゴジラVSメカゴジラ』で初登場して以来、今回を含め実に8回もゴジラ作品に登場してくるお馴染みの常連モンスター。登場作品によって設定は異なるが『ゴジラを倒す事を目的に製作された』という共通点を持っている。一般の方なら『メカゴジラが出てくるんだぁ』で終わってしまうネタバレも本作を首を長くして待っているモンスターバースファンからすればエゲつないネタバレを喰らった事になってしまうんです。

https://blinkeiga17.com/archives/9831

GODZILLAという存在は人類にとって『神』。味方なのか…敵なのか…という概念ではなく、世界の秩序を保つ神を具現化した存在がGODZILLAなのである。そのGODZILLAが突如 人類に牙を向け標的にした…一体なぜ?という作品の中のミステリーパートをメカゴジラの登場するというネタバレがされた事で…『コレを作ってたから』という答えがバラされてしまい残念な事になってしまった。

しかも監督であるアダム・ウィンガードですら楽しそうにメカゴジラのフィギアと一緒に写っている画像をインスタに投稿している。それでも私は何も知らないフリをしながら…自分に嘘を付きながら当日に映画館に向かうのだが…なんと映画館のグッズ売り場でメカゴジラ関連グッズが並んでいるという衝撃の事実に遭遇してしまうのである…といったようにココでは『GODZILLA vs KONG』を既に鑑賞しているという前提で記事を作成しております。ネタバレ注意となっておりますのでご了承ください

軍師かんべえ

やっと言えた…『メカゴジラが出るぞ!』いくら方々でネタバレされていたとはいえ、バラせないじゃないですか…やっと言えました

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メカゴジラ

https://www.cinematoday.jp/news/N0124715

メカゴジラのフォルム(姿)の好き嫌いは別として…ネタバレの段階で『メカゴジラが登場する』という事を知った時の率直の私の感想は『大丈夫か?』である。私が一番期待している部分はもちろんGODZILLAとKONGの激突なのだが…メカゴジラの登場により両者の対決に水が差されるのではないか…という心配を抱いてしまったのである。結果として心配は杞憂に終わるのだが果たしてメカゴジラの登場は本当に必要だったのか…と鑑賞後に何度も自分に問いかけてみました。さすがに10回以上も鑑賞しているとバカな私でも気付くものでメカゴジラは私たち人類の代表だったのです

人類代表

https://www.youtube.com/watch?v=lTOVOLDkc4A

2014年にMUTOとGODZILLAの存在が世界に知れ渡った事で、かつてこの世界は古代生物(タイタン)が支配していたという事実を人類は知る事になります。そのタイタンの王こそがGODZILLAであり、世界の秩序を保つ神でもあったのです。GODZILLAの永き眠りの間に新たにこの世界の偽りの王として君臨したのが『人類』。しかしGODZILLAの目覚めにより人類は再び王座を奪われてしまいます。そして今回は髑髏島の巨神であるKONGがGODZILLAと王座をかけて激突するバトルに前王者である人類は指を咥えたまま待っているだけなのですか…参戦しないのですか?誰も立たないのですか?その答えがメカゴジラなのである。その意思表明が…このシーンなのです

https://www.fashion-press.net/news/44658

芹沢猪四郎博士の息子という設定の芹沢連。彼がエイペックス社を破壊していくGODZILLAに対し送っていた視線は我々人類も王座を賭けた戦いに参戦するという意思表明しているシーンにも見えてしまう。メカゴジラの登場は必要か…不必要だったのか…もちろん必要だったのです。人類の誰かがこのバトルに参戦しなければいけなかったのです…それがメカゴジラでもあり、芹沢蓮でもあったのです。

芹沢蓮

https://minimari.xyz/1045/

外人さんがイメージする小栗旬は『白目を剥いてる人』なのかもしれない…本作は小栗旬の無駄使いになってしまった。当初は小栗旬の出番はある程度あったみたいだが…アメリカの試写会で相当なバッシングを受けた事で人間ドラマを相当カットしたため『白目を剥いてる人』になってしまった。結局は芹沢蓮という男は何も語られずに死んだのか…死んでいないのかすら分からずにフェードアウトしてしまう。なぜメカゴジラを作る事になったのか…父親との確執は…ゴジラに対する想いは…全てが謎となってしまった。プロットとしてはあるのでしょうが…おそらく語られる事はないでしょう…

http://gozilabo.com/archives/44453816.html

人間…邪魔ぁ

https://twitter.com/oscarnoyukue/status/1411246496465383432

エイペックス社が極秘に開発していたメカゴジラという陰謀を探っていく3人組。人間ドラマを担当する事になるが…ストーリーの重要性よりも この3人の最も重要なパートは私たちに『人間…邪魔ぁ』と思わせる事。この手の対決物の作品って邪魔な存在が絶対にいませんか?メカゴジラの登場で『コレからどうなるんだろう…』と思っていたら、まさかのコンピューターに酒をかけてショートさせるという展開。『てめぇ何邪魔してんだよ!』と思わず心の中で叫んでしまった時に気付いたのだが…もしかすると私は『邪魔するなよ』と言葉を叫びたかったのでは…『人間…邪魔ぁ』と思いながらニヤニヤしている自分がいた事に気付きました。これは作り手側が狙っていた事で私たちが無意識化で求めていたお約束なのかもしれません。

軍師かんべえ

結構な感じで人間パートを批判している人たちがいるけど…そこを批評しますか?これ以上に膨らませたら怪獣プロレスが薄れてしまうでしょう

ONE WILL FALL

http://tokuz.blog.jp/archives/20792462.html

”ONE WILL FALL”『どちらか敗北する』と銘打っている様に本作では誰が見ても分かる勝敗が付いています。本編鑑賞後という事で説明させてもらいますが…2勝0敗で破壊神GODZILLAに軍配があがりました。ココでは初対決となった艦上決戦とKONGのリベンジ戦となった香港決戦。そしてメカゴジラを加えた三つ巴戦の解説をしていきたい

艦上決戦

https://jp.ign.com/godzilla-vs-kong/50393/news/vs

古代より王座を賭けて争い続けてきたGODZILLAとKONGの因縁の対決が現代で遂に激突。KONGを南極に輸送している艦隊にGODZILLAが強襲をかけてきた。エヴァの『アスカ、○○』を彷彿させる大迫力の艦上での大バトル。海上での闘いは足場のないKONGにとって相当の不利になるのに対しGODZILLAは得意なフィールド。やはり海中に引きずり込まれればGODZILLAに軍配が上がるのは致し方がない。初対決となった艦上決戦はGODZILLAの勝利に終わった。

香港NIGHTバトル

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GODZILLAとKONGの第2ラウンドは香港でのNIGHTバトル。海から陸にフィールドを変えた事でGODZILLAの地の利はなくなりフラットな状況での闘いとなった。海上とは違い縦横無尽にKONGがスピードを活かして攻撃を加える。しかし勝利の雄たけびを上げたのは…またしてもGODZILLA。闘いの最中にKONGは肩を脱臼してしまうというハプニングが生じてしまう。艦上決戦では言い訳が効くが陸上の香港NIGHTバトルでの敗北は完全に言い訳はできない…GODZILLAの完全勝利である。

GODZILLAは敵じゃない

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実はこのシーンで泣きそうになりました。ジアがKONGに『ゴジラは敵じゃない』と訴える感動のシーンなのですが…私が泣きそうになったのは…

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メカゴジラの圧倒的な強さにGODZILLAが死んでしまうのではないか…と思うと涙が出てきてしまった。ボコボコにやられていましたからねぇ。古代から王座を巡って因縁の戦いを繰り広げてきたGODZILLAとKONGだったが共通の敵(メカゴジラ)が現れた事で共闘する事になる。GODZILLAが敵ではないと思っていたのは少女ジアと実はもう一人いました…

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マディソンはGODZILLAが人類の敵ではない事を最初の段階で熱く語っていました。世界中を見渡してもGODZILLの事を分かっていたのは少女ジアとマディソンの2人だけ…人間ドラマの両パートのヒロインだけが正しいモノの見方をしていたのです。

三つ巴戦

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昨日の敵は今日の友…敵の敵は味方ではないが圧倒的なメカゴジラの強さの前に共闘を選んだGODZILLAとKONG。2人の連携技にメカゴジラも頑張ったのだが…遂に力尽きてしまう

U-NEXT

世間ではKONGに勝ったGODZILLA…GODZILLAに勝ったメカゴジラ…そしてメカゴジラに勝ったKONGという事でGODZILLAとKONGは引き分けとされている意見が多いが…私は物申します!GODZILLAとKONGの勝負は完全にGODZILLAが勝利していました。KONGは心臓が止まりかけた訳ですから。一人で戦っていたGODZILLAに対しKONGは味方が多すぎます。モナーク研究員を始め軍も手助けをして少女ジアが心の支えとなっている。メカゴジラとの闘いでもGODZILLAのサポートありきでの勝利。私は訴えたい!ONE WILL FALL どちらかが敗北する…負けたのはKONGで完全勝利はGODZILLAなのだ!

https://www.polygon.com/movies/2021/4/1/22360192/godzilla-vs-kong-ending-sequels-monsterverse-future
軍師かんべえ

本作の主人公は確かにKONGだが…勝ったのは我らのGODZILLAなのだ

Hollow Earth(地球空洞説)

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我々の住む地球は中身の詰まった球体ではなくゴムボールみたいに中空であったり、別世界に繋がっているという考え方

地球空洞説 – Wikipedia

私の勝手な考えだが今後のモンスターバースでカギとなってくるのがHollow Earth(地球空洞)の世界。かつてKONGの祖先が支配していた地球空洞の世界に戻ってきたKONG。人類は地上にいるタイタン(巨大生物)をKONG同様にHollow Earthへと大移動させるのではないだろうか…この新しい世界で再び王として君臨するのがKONG。そしてモンスターバースは次のシリーズへと突入するのだと思う。それが怪獣総進撃である。(あくまでも私の妄想です)

怪獣総進撃

https://www.fami-geki.com/vod/movie-kaijusousingeki/

1968年公開ゴジラシリーズとしては9作目にあたる『怪獣総進撃』。世界の脅威であった怪獣たちを小笠原諸島に集め平和裏に研究・管理をしていた。しかし突然、島に謎の毒ガスが発生。怪獣たちは島を離れ主要都市に出現して暴れ出す…といったストーリー。この1968年『怪獣総進撃』をテイストに今後のモンスターバースが描かれる可能性は非常に高い。なぜなら当初の予定ではモンスターバースの5作目は…

https://www.youtube.com/watch?v=6catHd4ThrY

GODZILLA DESTROY ALL MONSTERSが予定されていたらしいがキング・オブ・モンスターズの興行収入の悪さが影響した事でシリーズが縮小されたため幻となったみたいだ。しかし『GODZILLA vs KONG』の 大ヒットを受けて続編の製作が決定。次はKONGの物語となる予定で『Son of KONG』と仮題も決定している。『Son of KONG』⇨『GODZILLA DESTROY ALL MONSTERS』という順番で公開されるのか…いずれにせよモンスターバースは遂にフェーズ2に突入しようとしている…

軍師かんべえ

終わってたまるか!モンスターバースはまだまだ続きますよ!

総括

https://virtualgorillaplus.com/movie/godzilla-vs-kong-kaiju-thumb/

『GODZILLA vs KONG』を以ってモンスターバース第1章が無事に完結。今後は権利の問題もあるので見通しが中々つかないが第2章…第3章と続くよう大物怪獣にはモンスターバースに是非参戦して欲しい。ここからは私の勝手な妄想が入ってくるのだが…是非とも参戦して欲しいのが

https://type-r.hatenablog.com/entry/20180610

日本ではゴジラと共に怪獣ブームの火付け役となったのが大怪獣ガメラ。東宝のゴジラのヒットを受けて大映も怪獣映画に着手して生まれたのがガメラとなる。後に大映が倒産した事でガメラの権利は徳間グループを経て現在はKADOKAWAが権利を所有している。KADOKAWAが怪獣映画を作るとは到底思えないので東宝かレジェンダリーに権利を早く売って欲しいものだ…ガメラの参戦は日本人には嬉しいのだが海外でのガメラの知名度はいかなるものか…

http://d-kamiichi.com/archives/23825

2,013年・2018年に公開された『パシフィック・リム』。突如 現れた怪獣の迎撃用として巨人兵器イェーガーが建造される。監督のギレルモ・デル・トロは大の怪獣オタクで『パシフィック・リム』もモンスターバースと同じ世界観の中かもしれない…と意味深なコメントをしている。同じレジェンダリー製作だけに実現は充分に考えられそうである。もし芹沢蓮が生きているなら巨人兵器イェーガーには芹沢蓮と菊地凛子がパイロットとして搭乗して欲しいものである

https://www.monsterhunter-movie.jp/

カプコンの同名ゲームシリーズをもとに2020年にポール・W・S・アンダーソンが製作・脚本・監督を務め映画化。ディアブロス、リオレウスといったゲームの中では大人気の大型モンスターが登場。モンスターバースに是非とも参戦して欲しく…『GODZILLA vs ミラボレアス』とか『KONG vs ラージャン』とか…夢が無限大に膨らんでしまいます。本作は東宝が絡んでいるだけに是非とも参戦願いたい。

https://www.sanyofoods.co.jp/ultraman-cp/

他にもウルトラマン兄弟がGODZILLAに向かってスペシウム光線を放つ…とかも面白そうである。こういった事を考えるのって非常に楽しくて止まらない。大人の事情もあるでしょうが是非とも前向きに検討して欲しい案件である…って所でオツカレっす!

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