『アイアンマン』編 アベンジャーズを100倍楽しもう

おはこんばんちわ(-ω-)/管理人『軍師かんべえ』です
映画ライフを楽しんでますか!
アベンジャーズ鑑賞前の予備知識!
これで映画はもっと面白くなる
今回の作品はコチラ!
※今回の記事は完全ネタバレとです。ご注意下さい

アイアンマン

2008年:アメリカ公開(2008年:日本公開)
監督:ジョン・ファヴロー
主演:ロバート・ダウニー・Jr

マーベル・コミックの実写映画を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う一大企画『MCU』シリーズの第1作目作品
アベンジャーズの全てはココから始まった

~あらすじ~
軍事兵器開発会社CEOのトニー・スタークは自社の新兵器デモ実験のため訪れていたアフガニスタンでテロ組織に拉致されてしまう。そこで見た物は自社の兵器がテロリストに渡っているという現実。命からがらテロ組織からの脱出は成功したが帰国後に兵器開発から手を引くことを決意するのだが…

主演:ロバート・ダウニー・Jr

『アイアンマン』といえば『ロバート・ダウニーJr』と誰もがすぐに連想してしまうほどのハマり役。5歳の頃から子役として映画デビューをしていて2012年には年間で約75億円を稼ぎ人気No.1俳優となった。彼の代表作はもちろん『アイアンマン』シリーズと『アベンジャー』シリーズのMCU作品。そんな輝かしい実績を持つロバート・ダウニーJrだが決して順調な人生ではなかった。

ロバート・ダウニー・Jrの過去

監督でもある父親の影響で幼少の頃から映画デビューをするのだが父親から与えられたマリファナを8歳時から常用するというドラッグ問題を抱えていた。2001年には『アリーmy love』でゴールデングローブ賞を受賞するもコカイン所持で逮捕 番組を途中降板している。長年の間薬物依存の克服に悩んだのだが2003年に「きっぱりと止める時がきた」と直感。同年、旧友でもあるメル・ギブソンの助力も得てスクリーンに復活。

チーズバーガー

『アイアンマン』の中でもテロ組織から解放された後に『まずはチーズバーガーを…』と冗談の様に言っていたが、この『チーズバーガー』こそが彼を救ったキッカケとなったのです。2003年に大量の麻薬を所持しながら車を運転していた時に立ち寄ったバーガーキングチーズバーガーを食べ『激マズ』と感じてしまいこれは何かものすごく悪いことが起ころうとしている』と悟った彼は以後ドラッグを経つ決意。意外にも彼を救ったのはファストフードのチーズバーガーだったのです。

主役候補

アイアンマンことトニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJrだが実はスムーズに主役の座に選ばれたわけではありません。監督のジョン・ファヴローは演技派として知れ渡っていたダウニーJrを強く主役に推すが麻薬中毒者でもあった彼をスタジオ側が難色を示した。しかしジョン・ファヴロは『彼の経歴こそがトニー・スタークのキャラクターに深みを与えるはずだ』と断固として支持。そしてダウニーJrはオーディションで他を圧倒する演技でスタジオ側の反対を黙らせる結果をみせたのである。ちなみにトニー・スターク役としてトム・クルーズヒュー・ジャックマンニコラス・ケイジという候補が挙がっていた。今となっては武器商人という暗黒面を持つトニー・スターク役は黒歴史を持つロバート・ダウニーJr以外考えられない。ヒュー・ジャックマンは既にX-MENでウルヴァリンを演じているので、今後はアベンジャーズに夢の参戦…という期待を持っているのは私だけでしょうか?

権利関係があるので難しい要件だがマーベル社長ケヴィン・ファイギは『しばらく、かかります』と答えている。これは裏を返せば『時間はかかるけど…参戦させる予定はある』という事なのでしょう…

製作費$1.4億の学生映画

『アイアンマン』の撮影開始時点で台本は殆ど完成しておらず、そのため撮影の大半が役者のアドリブだったという衝撃な裏話があります。監督のジョン・ファヴローは『おかげで作品がより自然に仕上がった…』とコメントを残しています。ペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトローはダウニーJrがどんなセリフを言うか見当もつかなかったので、ダウニーJrのセリフに合わせようとするのに苦労した…と笑って語っていました。更にオバディア役のアイアン・モンガ―はセリフを何回も練習して本番に挑むタイプの役者だったため撮影直前に『こんな感じで…』といった説明だけで本番に挑んでいた事に『仕方がない…製作費1.4億ドルの学生映画だから…』と嘆いていたらしい。ちなみに1.4憶ドルは日本円で約147億円

アメコミ:アイアンマン

1968年マーベルコミックで初登場したアイアンマン。映画版の初期設定は殆ど原作と一緒で巨大軍需産業のスターク社を若くして受け継ぎ、生まれ持った才能と恵まれた環境で次々と新兵器を開発。ある日、新兵器の開発実験のためベトナムに訪問した時にゲリラに拉致。その後、ゲリラに兵器作りを強要されるが目を盗んでパワード・スーツを開発…とベトナム以外は全く同じ設定で…時代と共に拉致された場所設定が変化している。映画版ではアフガニスタン。

映画版アイアンマンでパワード・スーツが次々と進化していたのは原作の影響でコミック版でも改良に次ぐ改良を繰り返していました。最初はシルバーだったアイアンマンだが街の住人が怖がる…という事からゴールド1色に…なったり段々と映画版のパワード・スーツに近づいていますね。

映画『アイアンマン』徹底考察

死の商人トニー・スターク

父のハワード・スタークは核爆弾の開発に携わっていた研究者の一人で、その後に軍需産業のスターク社を設立。恵まれた環境で育ったトニーだが恵まれていたのは環境だけでなく才能にも秀でていました。4歳で回路基板を作り、6歳でエンジンを制作、17歳でMIT大学を首席で卒業、21歳で亡き父に代わりスターク社のCEOに就任。トニーは高度な兵器やロボット、軍用衛星を開発してアメリカでは誰も知らない人はいない有名人となる。

皆に嫌われるような男を主人公に…

軍需産業スターク社のCEO・酒好き・女好き・天才化学者というヒーロー物の話では『悪役』として取り扱う事が多いバッグボーンだが原作者のスタン・リー『皆に嫌われるような男を主人公にしたかった…』という事でハワード・ヒューズをモチーフに作られたのがトニー・スターク。冒頭のシーンでも戦場に不釣り合いなウイスキーグラスを片手に『今まで何人の女を抱いてきた…』などの下世話な話を軍人に語っていました。この意外な設定こそが『アイアンマン』の魅力であり…この最低とも呼べる男が、如何に正義のヒーローとして生まれ変わるのか?という心情の変化も今作品の魅力の一つである。

勝負が決まる武器『ジェリコ』

『使わない武器こそが最強と呼ばれているが…私はそうは思わない。一度使えば勝負が決まる武器こそが最強とアフガニスタンでアメリカ軍に新兵器ジェリコのプレゼンをするトニー・スターク。この武器こそが太平洋戦争を終結させた原爆を意味している。原爆に使用されたはその後エネルギーとして私たちの生活に潤いを与える代わりに恐怖をも与える事になった。このジェリコにもパラジウムが使われ、パラジウムこそがアイアンマンの中核を担うアークリアクターの素材となる。

新たに手に入れた『心』

自ら作り出した兵器がテロ組織に使われ襲撃に巻き込まれたトニーは心臓近くに爆弾の破片が体内に入ってしまった事でアークリアクターを取りつけることで命を繋ぎとめている。原理としては体に埋め込んだ電磁石にアークリアクターから作られる電力を供給して破片を臓器に近づかせないように引っ張ている。

アークリアクター

アークリアクターとはスターク社が開発したプラズマ技術を用いた半永久発電機関。元々はリベラル派(自由主義者)の抗議活動を黙らせるために宣伝用として作られた技術。科学実験としては成功したもののコストパフォーマンスの悪さから実用化はされていない。

しかしテロ組織に捕まったトニーは監禁場所でアークリアクターの小型化に成功。この小型化アークリアクターを埋め込むことで彼の命は繋ぎとめる事ができた

『心』

アークリアクターの外周の部分に書かれている“PROOF THAT TONY STARK HAS A HEART” は不必要になった初期のアークリアクターを処分するよう秘書のペッパー・ポッツに頼むのだが、ペッパーは外周に『トニー・スタークにもハートがあった』という文字を刻んでトニーにプレゼントしている。トニーは拉致現場で自分たちが作ってきた兵器がテロ組織に渡り若いアメリカ兵が殺されていく現実を見せられた事で自分たちが今までやってきた事に疑念を抱いてしまった。解放後の記者会見で『軍需産業から撤退する』と発表したのちに彼はアイアンマンのパワードスーツ開発に没頭する事になる。彼は新しい心臓『アークリアクター』を埋め込むことで『正義の心』が芽生え『アイアンマン誕生』となったわけです。

ペッパー・ポッツ

グウィネス・パルトローが演じるトニーの秘書ペッパー・ポッツ。敏腕秘書という立場ではなく少なくとも1作目のアイアンマンでは普通レベルの仕事しかしていない。ただトニーとの恋愛がどこまで発展していくのか非常に楽しみではある。今作ではキュートな姿が印象的でトニーの改良版アークリアクターを取り換えるシーンでは半泣きになりながら『こんな事、二度とさせないで!』と怒って見せたりトニーの命を懸けた兵器破壊活動に対し『あなたは殺される…その手伝いをするのはイヤ』と恋する女性を演じた事でよいアクセントとなっていました。ただ単に恋する役柄ならこんな大女優を使う必要はない…と思うので今後のシリーズで彼女が大きな重要性を担っていくのではないでしょうか…

戦略国土調停補強配備局

アフガニスタンから戻ったトニー・スタークに話を聞こうと捜査官のフィル・コールソンが何度も訪れる。面会は実現できなかったもののペッパーと共に研究室に訪れた時に捜と査官は特殊な爆弾でドアを爆発させていた。ただの組織ではないことが分かる。

I am Iron Man.

アイアンマンのラストシーンでトニーは周囲や政府機関の意見を無視して『私がアイアンマンだ』と記者会見でカミングアウト。このセリフはロバート・ダウニーJrの完全アドリブだった…というのは有名な話ではあるが、この言葉こそが後のMCUシリーズの方向性が決定される一言になります。トニー・スタークは能力に秀でてはいるが普通に食事をして…普通に恋愛をして…普通に生きる『ただの人間』。ヒーロー映画の主人公は超人的な能力強い精神を持ち合わせている…というイメージを勝手に持ってしまうのだがMCU作品のヒーロー達は私たち同様に『悩み』『喜怒哀楽』『苦悩』などを持っている『ただの人間』として描かれている。あの北欧神のマイティーソーでさえストレス太りになってしまうのである(笑)。この人間味が溢れる演出こそがMCUを成功させた秘訣なのではないでしょうか?

君だけがヒーローと思うか?

エンドロール後に最後のシーンがあるのでご注意ください。本編中でも何度となく出ていた戦略国土調停補強配備局の捜査官フィル・コールソンが最後に略式が『S.H.I.E.L.D.』になったと…その長官フューリーが私たちに『アベンジャーズの世界へようこそ!』と語りかけているかのようにして終わります…いや始まりますが正解なのかもしれませんね。

総括

MCUシリーズの第1作目作品とあって今後のシリーズを左右させる重圧を見事に突破させ世界最大の興行収入まで押し上げたキッカケとなったのが『アイアンマン』。同じ世界観でクロスオーバーしていくので今回のアイアンマンの作品自体が一つの伏線となって次回以降のMCUシリーズで回収されていく…というゾクゾクする様な展開が待っている。2020年11月にはフェーズ4『ブラック・ウィドウ』が公開。まだまだ進化していく今後のMCUシリーズは期待感しか湧かない。

今回も長文失礼いたしました
それでは…

またのお越しをお待ちしております

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